超低カロリー(600とか800カロリー)で2型糖尿病の人の半分以上が寛解したという研究結果についてはとても有名ですが、先日オーストラリア系のチャンネルでBBCの番組が放送されました。検索すると2018年の制作でしたが、こういう試みをしているのはちっとも知らなかった。
番組について
(自動翻訳)実験は、「ニューカッスルダイエット」と呼ばれるロイテイラー教授の介入の流れに沿って行われます。彼の研究であるDiRECT試験では、参加者はカロリー制限食の代替食を3〜5か月間食べてから、より広範囲の固形食品を再導入しました。これにより、参加者の半数以上で1年後に2型糖尿病が寛解しました。
この新しい実験では、参加者は、平均的な人が必要とするすべての必要なビタミンとミネラルを含む4つの200カロリーのミルクセーキの形で1日800カロリーの食事療法に従うように求められました。
5人の太りすぎまたは肥満の参加者は4週間ファストフィックスクリニックに移り、そこで彼らの進歩は2型糖尿病の予防の第一人者であるGP Dr ZoeWilliamsとProfessorJasonGillによって監督されました。
実験の前後に、すべての参加者は体重、肝臓脂肪率、血糖値を測定しました。集中的な4週間の食事療法を完了した後、測定は再び行われ、優れた結果が得られました。
これで興味深かったのは800カロリー4週間合宿参加者5人に黒人の人がいて、この人はLean(贅肉が少なく、がっちりしている)タイプなのです。
Danさん、41歳、88kg、HbA1c6.9%, 肝臓脂肪率27%、私の夫も初め小太り(中性脂肪だけ注意受けていた)だったのが、その後小太りでなくなり(知らない間に糖尿病悪化)お腹だけがDanさんのようにポッコリ出ていました。夫の場合発覚時のHdA1c12.1%でしたから、肝臓脂肪率はもっともっと高かったんでしょうな、恐ろしい。
超低カロリーの研究の今まで出ている研究発表では高BMIの肥満者ばかり。こういう人たちはインスリン分泌が多い人たち、痩せることでインスリン抵抗性が減って、糖尿病寛解はあり得るでしょう。でもアジア人とか黒人ではもともと白人よりインスリン分泌は少ないので、このタイプは寛解は難しいと言われています。では果たしてこの人はどうなのでしょう?
4週間合宿後の結果です。
体重6kg減って82kg、HbA1c6%、肝臓脂肪率7.5%、19.5%も減りました。
ちなみに正常は肝臓脂肪率は2.5%らしいです。
合宿は4週間で、その後の4週間は自宅で同じく800カロリーフォーミュラーを摂取します。その結果は来週に放映されます。番組が2年前なら、2年後この人がどうなっているか、知りたいですねえ。
でも研究のリーダー ロイテーター教授はすでに答えをくれています。すなわち、あなた方(黒人やアジア人)は内臓脂肪がたまり易いので、わずか数キロ体重が増えるだけで良くない影響が出ます、節制は一生続けないといけません、はいはい、そうですね。我が家はこれからも地味にローカーボライフ続けて行くだけです。
コリアンショップでさんまの缶詰を購入。イワシ缶や鯖缶よりあっさりしているのが良かったです。
写真左の今回のきのこの缶詰はふくろ茸、これには薬効もあるそうですが、缶詰では無し、食感だけらしい。料理の嵩ふやしだけですな。
写真右のFIJI製コーンビーフ、砂糖や添加物なしで、ボーンブロスと牛心臓込み。ネイティブアメリカンの食事を参考にしているDr.Cateのお勧め。そうやん、ネイティブアメリカン、アジア人と同じモンゴロイドなのですから大いに取り入れたいです。
彼女の本、The FATBURN FiXをまた借りて来ました。塩を積極的に摂る理由にこういう説が取り上げられてました。
上記の一部 自動翻訳
最近の研究は、慢性的な塩分枯渇が内分泌学者が「内部飢餓」と呼ぶものの要因であるかもしれないことを示唆しています。塩分摂取量を制限し始めると、体はパニックになり始めます。インスリンは腎臓がより多くのナトリウムを保持するのを助けるので、体の防御機構の1つはインスリンレベルを上げることです。
ナトリウムは特に低糖質の場合は重要です。もし何らかの事情でナトリウム制限が必要なら、逆に糖質制限はあまり強めない方が良いのではないかと思いますが、糖質制限と同時に塩分制限を勧めるお医者さんもいるのです。それは危険なことだと思いますが、コメントで注意しても無視されるようです。