これは先ほどアップした記事https://ameblo.jp/manuka2010/entry-12620601560.html

の補足です、追加にするのは長すぎたので。

 

 記事をアップした午後3時、尿ケトンはかなり濃く紫かかったピンク、ケトン体のメインのヒドロキシ酪酸ではなく、アセト酢酸ですが、一応ケトンが出ていると言う解釈で。夜にデザートにバナナを食べても翌日MCTオイル 大匙一杯(2回に分けて)摂るだけで、午後には栄養ケトンのレベル(0.5mmol/l以上)に達するって、これは続けないと損って感じです。その後自彊術(有酸素運動)をして乳酸も脳に届いたのか、一層脳がクリアにって、すぐにその気になれる幸せな性格。

 

引き続き松田先生のコラムです。
 

https://kyosai.univcoop.or.jp/useful/column/col1408.html

 

脳は血糖値が少し下がると実際には空腹ではなくても「空腹」信号を出して食欲中枢を刺激します。血糖値は食事の中の炭水化物から主に供給されているので、食事の前には低下する傾向が見られます。この時に血糖値を手っ取り早く上げる高炭水化物食への依存が起こりやすくなります。

 

 この偽の空腹についてはDr.Cateも述べていて、いわば糖質依存の始まり、糖尿病スペクトラムの入り口の手前ですね。

一方、脂肪は体内に脂肪細胞があって蓄えが十分にあるのでエネルギー供給面では食事の制約を基本的に受けません。つまり、脂質代謝が普段から活発な人たち(こまめによく動いて有酸素運動をする、非精製炭水化物を摂り、しかもその比率が少なめの食事で、食後の血糖値の上昇が緩やかで、血糖を下げる多くのインシュリンを必要としない人)は、エネルギー供給全体が安定し、安定した血糖値を保つので空腹でないときに脳が「空腹」信号を出すことはありません。少々の空腹にも容易に耐え、持久力があって心身のトラブルが少ない人たちです。縄文人は典型的にこのタイプなのでしょう。

 

 Dr.Cateは脂質代謝の正常な人とは、オフィスワーカーなら、ランチを食べて、午後のティータイムは必要なく、仕事終了後にはジムに行って運動をこなし、帰宅して夕食の準備も空腹感なくできる人って書いています。

 私も普通に糖質を食べている人と一緒にランチを食べる機会があって、その後夕方まで一緒に京都の東山あたりを休むことなく何も間食しないで散策しても平気だった人(もう年金もらっている)がいて驚いたのですが、こういう人のことですね。上記の縄文人ってどういう意味で使われているのでしょう?縄文人は狩猟採集人ですが、現代の縄文人とは?お尋ねしてみたいですね。

 

何かにつけて便利な現代社会は日常生活の中で私たちが脳にとって心地よく、有意義な有酸素運動をする機会を奪っているともいえます。部屋にじっとして仕事をする機会の多い現代人の脳は高ストレス環境の下では脳疲労が生じやすく、本能的に高炭水化物食に強く惹かれます。それはまさに悪循環なのです。

 

 若い人なら有酸素運動だけで、健康的な代謝に戻れるかもしれませんが、ある程度年を取ってくると、それだけでは足りない人も多いのです。そういう人への解決策<脂肪細胞の脂質を健全にする>についてもっとDr.Cateの本を読み進めて行きます。

 

*私は面白がってケトン尿やケトン値を測ったりしてますが、Dr.Cateが勧めているのではありません。