世界一急な坂が2番目になっていましたが、最近また一番に返り咲いたダニーデンです。

 でも鎖国状態が続くと以前のような観光客は戻らないでしょう。そして周辺住民は静かになって喜んでいる。

 NZの経済は観光と留学に依存していましたが今後は元に戻すのを目指すのではなく、もっと環境に配慮した落ち着いた生活を求めている人も多いと思います。大気も綺麗になっているようだし、ロックダウン明けにどんな絵を描いていくのか。アーダーン政権に期待したいです。

 ダニーデンの私立病院は感染者多数に備えて開けていたのが、予想が外れて、ずっと待機状態で、経営がひっ迫してきたので、コロナ以外の手術など早くやらしてほしいと訴えているそうです。でもイタリアなどの惨状を見て、一刻も早くロックダウンしろと3000人以上の医療者の署名があったから急いでレベル4まで上げたらしい、で、今度は暇で困るとは、医療者に振り回されている感もあります。医療ファシズムにならないような注意も必要です。

https://news.yahoo.co.jp/byline/inosehijiri/20200412-00172864/

新型コロナウイルスの重症患者に肥満症患者が多いことが欧米各国の医療現場からの報告で次第に明らかになってきた。肥満症患者は普通の人に比べて免疫力が低いため、感染や重症化のリスクが高い可能性をもともと指摘されてきたが、データや治療に当たる医師らの証言で裏付けられた格好だ。肥満人口は世界的に増大しており、新型コロナの被害が各国で深刻化する一因となっている可能性もある。

 

 ローカーボ界では当然この指摘が多いですが、その理由についてはそれぞれ違うことを発言しています。最近見たのは、Dr.Cateが現代人は不飽和脂肪酸の摂りすぎ(特に種子オイル)で炎症体質になっている、体脂肪の不飽和脂肪酸率が高くなっており、肺炎で食欲不振になり十分なカロリーが摂れないと体脂肪が消費され、それがより炎症を高めるとか、そういう視点もあるのか。人の脂肪酸の種類については調べてもよくわからないので興味はある話です。でもDr.Volekらは血液中のパルミトオレイン酸率が問題という、体脂肪もそれに準じるようなことが書いてあった。

 また久々のDr.ローズデール、インスリン抵抗性だけでなく、レプチン抵抗性が問題で、レプチンが出すぎると免疫が落ちるとか。

 

 血糖値、BMI、コレステロール値、コレステロール低下薬服用の有無など調べたら、実は低コレステロールの人の感染率が高かったのです、なんてあれば?

 

 それとは別に宇野コラムからは、患者に消化器に感染がみられるのは、胃酸が少ないのが原因とか。つまり胃酸で消滅できなかったからその先に流れて感染してしまうそうです。だから乳児や高齢者で重症化が多い。また胃酸を抑制するプロトンポンプ阻害剤などを服用する人でも同じようなリスクがあるとか。重曹を服用する人も、少々では胃酸には影響しないと言われますが、まあ、この時期、気を付けられた方が良いと思いました。私は一時重曹ファンでしたが、現在は必要なくなりました。それより呼吸法でアルカリ化を心がけています。

 

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追加

宇野コラムより

 

私の理論では、胃のpHが高い(3以上)ピロリ菌陽性者では、
新型コロナ感染で重症化すると推察されます。
しかし、
70歳以上で除菌を行っても、
胃の粘膜萎縮が十分に改善しないため、
胃癌発症抑制効果が十分に得られないばかりではなく、
胃のpHが3未満にならないため、新型コロナも胃で不活性化しません。
そのため、除菌はお勧めしません。

また、60歳以下で除菌した場合、pHが急激に低下すれば、逆流性食道炎を生じやすくなります。
そのため、胃酸産生抑制薬(PPIなど)を服用すれば、胃のpHが上昇し、
ウイルスは胃内に定着します。

以上から、

ピロリ菌陽性の40歳以上、
ピロリ菌除菌後の高齢者、
ピロリ菌除菌後にかかわらず、PPIを内服している人、
これらの人は、新型jコロナに感染すれば、重症化する危険が高いので、
お気を付けください。

http://blog.livedoor.jp/yoshiharu333/