血液のpHに続いて血管の外にある間質液について。
その間質液は血液のpHとほぼ同じとされているのが多いですが、同じではなくもっと幅が大きいというのが元京都府立医科大学細胞生理学丸中教授の研究です。体液酸性化の問題は↓でお願いします。
https://www.philkampo.com/pdf/phil62/phil62-09.pdf
で、体液酸性化を是正するのに血流を良くして、酸素を供給してH+を減らすのが大事、血液もなるべく7.45に近い方が良いことになり、食品もなるべくアルカリ食品を、となるですが、血液の酸塩基平衡を担うのは、呼吸と腎臓の働きからとは知っていましたが、その割合は呼吸が8割ほどらしい。私は同じくらいかと勘違いしていたので、尿のアルカリ化も気にしてブログに書いていたのです。
尿のアルカリ化を気にしてクエン酸を取るのにアップルサイダービネガーを毎食大匙1杯は摂っているのですが、思えば逆流性食道炎の反対、つまり胃酸が食道に逆流して炎症を起こすわけですが、酸性度の高いお酢でも向きは反対だけど、同じリスクがあるわけで、これはやりすぎないようにちょっと注意せなあかんなと思うに至りました。重曹ではその心配はないのですが、逆に胃酸が薄まり過ぎて消化力が落ちる場合もあり、最近は朝晩の重曹うがいだけにしています。極端な糖質制限では結石のリスクが少しあるので、それぞれ工夫しながら自分に合うやり方を模索するしかありませんね。
私は尿pHにはもう拘るのはやめて呼吸法に拘っていくつもりです。呼吸法にはいろいろとありますが、最近一番簡単な方法をイギリスのお医者さんがFBに載せていたのでやってみたらリラックス法としてもかなり良いです。良い睡眠のために、吸う4-止める7-吐く8というのが有名ですが、私はこれをすると吐くのに力が入って逆効果だったのです。それでこのお医者さんが勧める3-4-5ならうまく力が抜けます。夕方から寝る前とかに心がけてしいます。
以下は呼吸法を重視した自彊術についてです。
*****
自彊術はもともと天才治療家と言われた中井房五郎という人が治療法を体操の形にして自分でできるように考案されたものです。
体操は31の動作を順番にするのですが、自彊術研究の故近藤医師の調査で、その初めの1動、2動が強制呼吸で血液はアルカリ化する、いわゆる過呼吸になるのが確かめられているそうです。しかし何故かはわからないと書き残しているのですが、私が思うに、まず血液をアルカリ化してその後体のすべての筋肉、関節を動かすことで、全身に新鮮な酸素を届けることで間質液のpHも是正し、全身の細胞が活性化していくのではないでしょうか。
自彊術、全部をやるには敷居が高い人にとって、必要な疾患に合わせた組み合わせが紹介されています。
糖尿病のところの説明では、まず基本の動作、1,2、15、16をして24、25を朝晩、これを3か月続けると食事(といっても節度は大事)に関係なく血糖値が下がる可能性があるそうです。
******
日本を発つ前にマックのレタス包みを食べておきたかったんです。日本の菜摘バーガーよりおいしかった。