少し寒くなって来ましたが、冬空の美しいダニーデンです。

 

 さて前回に筋トレをしてCRPが上昇した件ですが、ドクターシミズのブログを見てやっぱり。

 

 

http://promea2014.com/blog/?p=8770

 

 レース前 0.05/dl以下→レース翌日 3.88!筋トレとウルトラマラソンではレベルが違いすぎますが、健康な人ならともかく、闘病中の人は運動しすぎは良くないですね。我が家も毛細血管にダメージがあるようなことは慎みたいと一層思いました。

 

 日本から持って帰って来た自彊術の資料、以前から読み直そうと思っていたのが、なぜ今?と不思議なタイミング。

 これは自彊術を医学的に解明されていた故近藤医師の未出版の記事です。

 

 私ここ最近は丸中京都府立大学名誉教授https://8card.net/p/39748018144

の理論、血管の外、細胞の間のpH(なるべく血液にpHが良い)のこと。

 

 しかし毛細血管が短縮しているとその場に酸素、栄養が行き渡らず酸性化してしまう。

 

 それを防ぐためのメソッド 高倉伸行先生の本

https://www.bodybook.jp/entry/201902/doctor31vol3.html

表紙の裏

一番に呼吸を整える、とあります。

 

それは近藤先生が20年以上前に書かれていたこと、交感神経と副交感神経に関わるのでした。

 

いくつか抜粋しておきます。

 

 自彊術にははじめの2動と4動は呼吸法です。この3つの呼吸法を終えた後、血液のpHはアルカリに傾くのが生理学的に証明されている、<血液pH7.38から7.46>、血液は通常この間を呼吸ごとに振り子のように往復している。通常は普通の呼吸で良いが、1日に数回はこの呼吸法を意識してやってほしい、これで酸アルカリ平衡作用に活を入れる。

 

 我々現代人は内外のストレスに囲まれています。昼間は交感神経優位の活動性で、疲労すると血液のpHは次第に酸性に傾く。そういう時に自彊術の呼吸法で血液は一挙にアルカリ性に傾く。(←毛細血管から浸み出す血漿もアルカリ化するでしょう。そして毛細血管内皮は鼻呼吸で拡がりますから、毛細血管の為にも良いわけです。)

 

 自彊術はもちろんフルでするのが一番ですが、4番までなら誰でもビデオを観るだけでできる、正座せず、椅子に座ってもよいし、立ってでもできます。私は朝起きた時は睡眠中の呼吸抑制で尿pHは6から6.5と低めなので、まずこの4つだけすることにしました。これだけでも長期では絶対違うと思う。糖尿病であれガンであれ、また抗老化に細胞レベルから健康を目指しましょう。

 

こちらの動画6分後から実演があります。

https://www.youtube.com/watch?v=9XidJ1AFyJo&t=374s

動画6分後から。

 これでも難しいと思うなら、肩を上げながら(下腹は締めたまま、つまり腹式呼吸ではない)息を吸う、一瞬止めて、強く吐く、20回、だけでも効果あるかも?とあくまで私の推測ですが。