食物繊維については最近いくつかの相反する情報が流れています。
一つは少し前ですが、食物繊維が足りないと腸内細菌が腸を食べ始める?なんてギョッとする研究。最新健康ニュースさんの11月18日の記事です。
http://kenkounews.rotala-wallichii.com/dietary-fiber_gut-eating-bacteria/
研究者のアドバイスとして、加工していない自然な食物繊維を様々な食品から摂るのを勧めています。(精製した食物繊維入りの商品は多く出回っていますが、腸を守る効果はないようです。我が家も以前水溶性ファイバーのサプリメント購入しましたが、なんとなく気が進まず捨てたのは正解だったかも。サプリで摂れば良いと安心してしまいますからね)
なお、元記事はこれだと思いますが、
http://www.futurity.org/fiber-gut-bacteria-1301362/
FBでは当然LCHF界からの反論が多々出ています。
宇野先生が研究の不備の指摘とか、何か発言してくださると嬉しいな。
反対に、LCHF界が喜ぶ?研究。昨日12月2日はパーキンソン病の発症に腸内細菌が関与という記事。
http://kenkounews.rotala-wallichii.com/parkinson-disease_gut-bacteria/
解説では腸内細菌が食物繊維を分解して短鎖脂肪酸(飽和脂肪酸の一種で酪酸、酢酸、プロピオン酸)を作る。これが人体には有益だけど、脳において免疫応答(炎症)を活性化させることから、研究チームはパーキンソン病に関連しているのではないかと考えているそうです。
Timeの記事はこちらに。http://www.futurity.org/fiber-gut-bacteria-1301362/
LCHF推奨であってもブレイン グレインの先生はいつも脳の健康のためにファイバーを多く摂れと勧めているのですが、果たしてこれに対しては何か発表してくださるでしょうか。
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人の腸内環境は百人百様なので、何が合うかわかりませんが、宇野先生に寄れば、ゴリラの大腸が余分にガスを蓄えるスペースを持っているのに対して、人の大腸はそうはできていない。ガスが発生して圧が高まると、大腸を損傷するので、IBS
持ちでなくても食物繊維は多くとってはいけないと注意されています。だから糖質オフ食品も要注意。
また自由に放屁できる人とか、環境なら良いのですが、それを我慢するのが腹痛の原因になり、大腸にも良くないので、その点も考慮が必要でしょうね。私はガスが溜まりやすいので、本当に要注意です。また腸には乳化剤も良くないので、なるべく加工品は減らし、またプロセスチーズも食べないようにしてますし、これも宇野先生に寄れば、日本人ではかなりの人は乳糖不耐症、それはすぐに現れず、5時間後に出てきて、自覚できない健康被害を受けているそうです。なのでヨーグルトも止めました。
宇野コラム 11月
http://blog.livedoor.jp/yoshiharu333/archives/2016-11-11.html