Dr.T.Naimanは20年以上ローカーブ指導で患者を診て来た臨床医で、LCHF界でも人気者のようです。カミング氏はこのドクターを訪ねてアイルランドからシアトルに飛んで来ました。

 

http://www.thefatemperor.com/blog/2016/9/13/vgwotdr8ll77xza8gxxvi5xklrzr2c

 

 まず体の状態を見るのにどのテストが良いか。

 

 BMIではメタボを正しく判断できない、ウエストと身長の比の方がはっきりわかる、自宅でできるし無料ですから。

BMIは正常でも肥満の人はたくさんおり、そういう人は高インスリン状態で全然良くない。反対にBMIが正常より高くても肥満がない人も多く存在します。

 

 空腹時血糖値は手軽にできるが、これで正常でも糖尿病になっている人は多くいる。

 

 他に手軽にできる血液検査では血中脂質がありますが、これはHDL−コレステロールと中性脂肪(TG)の比率が大事。もちろんHDLが高くて、TGが低いのが良く、最も信頼出来る血中脂質の検査と言える。

 

 空腹時のインスリン分泌についてはDr.T.Naimanは重要視していて、3−4はすごく良く、1桁なら良く、2桁になるのは良くないと言っているみたい。

 

他の肝臓に関連したテストも含めて、グルコース、血中脂質、肝臓の数値、インスリンのテストに加えて、甲状腺ホルモン。これは長いので割愛。でもローカーブでT3が低いのは問題ない、これが下がるからローカーブはダメ、もっと糖質を食べろというのは馬鹿げている。

 

 一般的な健康的な食事はLCHFで栄養豊富な食事、肥満とかインスリン抵抗性は実は栄養不足から起こっている状態と言える。続く