気がつくと4月になって初めての更新でした。
NZではDaylight savingが終わって、1時間早かったのが、元に戻り、心なしか身体は楽です。日本でもサマータイム導入の検討もあるかもしれませんが、しない方が良いと思う。特に年寄りには良くない。
さて数日前のODT。
なかなか減量が進まないラグビーファンのおじさん向け?減量プログラム。
スコットランドでフットボールチームを絡ませたヘルシー ライフスタイル プログラムが成功しているので、ダニーデンでも試そうということらしく、地元プロラグビーチームHighlanderのコーチによる運動指導とヘルシー ライフスタイルのお勉強を組み合わせて、現在参加者募集中です。まあ、なんと甘やかしの頭ゴネゴネのプログラムなことでしょう。しかしこうして経費がかかっても、減量を促がすことが将来の医療費削減に繋がるのです。その位肥満の問題は大きい。
例えばアルツハイマーとの関連もある。そのアルツハイマーを血液検査で簡単に判明する方法が開発されました。すでに治験の準備は進んでいます。早いうちに判明すると治療も早くできます。
前々回のエントリーで紹介したDr.ピーター アティアですが、この人は毎回数千メートル泳いでいても、妊娠中の奥さんと変わらぬお腹。LCHF ケトジェニックダイエットで初めて、お腹はへこみました。また運動も水泳より、デッドリフトがベストだそうです。そして彼は現在はケトン値は意識しない、血糖値の変動がわずかしかないライフスタイルを楽しんでいます。蛋白質は1日わずか1サーヴィング(たぶん手のひら大)の肉。カロリー比では20%、その代わりフルーツも食べてカーボも20%。これではケトーシスかどうかグレーゾーン?
ケトジェニックダイエットならば、ケトン値を上げるために蛋白質も少なめにしますが、それを目的としないのに、何故蛋白質がぎりぎり筋肉が減らない量の摂取に止めるのか。それは彼が研究中のLongevity(長寿)のためには、血糖値、インスリン、IGF-1は低く抑えることが重要と考えているからです。
長寿といえば、最近展開中の新井医師が提唱するのは、糖尿病体質(インスリン分泌が少なめ)は不老長寿体質だと。つまりインスリンこそが老化を促進する。
FBの投稿によれば、ある患者さんはかってインスリン注射をしていてHbA1cが8.9%で、網膜症が発症。3年弱前から現在の低インスリン療法に変更して、最近HbA1cが13%、でも眼底は正常になっている。よって高血糖より、インスリンこそが悪。
そういえば私の夫が糖尿病と診断されて、眼科の診断を受けれたのはその数ヵ月後。その時に片目だけ網膜症があるのがわかって、レーザー治療されましたが、眼科医の話では網膜症になったのは糖尿病の診断より以前だろうとのことでした。つまりその時は高インスリン血症状態だったのでしょう。そしていよいよ膵臓が疲弊して、インスリン分泌が減少し、現在は新井医師の提唱する<不老長寿>になった、いっちょ上がり?高インスリン血症の害がこの程度ですんで不幸中の幸いでした。そしてもし日本で診断されていたら、インスリン注射やら、DPPー4阻害薬やらの治療を受け、じわじわと合併症が進んだかもしれません。医療費をケチるNZではほとんどメトホルミンしか出してもらえないのが<低インスリン治療>に繋がったのです。こういうことは今までに何度もブログに書いていますが。
しかし気になるのは、新井医師がインスリンにそこまで拘るのなら蛋白質によるインスリン分泌は無視して良いのか?
ここで福田先生のHPに詳しく説明されているのを見つけました。
http://ketogenic-diet.org/practice/practices-6.html
さすが。医療大麻にしても蛋白質のことも、私の知りたいことがばっちり。
興味ある方はぜひごらんください。
その中に数種のアミノ酸によるインスリン分泌の表がありますが、肉、魚は乳製品ほどは気にしなくて良いらしいです。でもそれはがんの場合に拘っての話であり、もっと広く、長い目でみれば、やはりある程度の節制は必要だと思います。
その点はインスリン分泌のやや少ない江部先生の勧める、蛋白質はたくさん食べてもOKの糖質制限は夫も可。でも高インスリン血症のある人に聞かれたら私は節制を勧めましょう。
やっとタイトルに近づきましたが、福田先生のHPの記事のここ。
肉や植物性タンパク質に比べて、牛乳タンパク質が最もインスリンやIGF-1の血中濃度を高める
NZではDaylight savingが終わって、1時間早かったのが、元に戻り、心なしか身体は楽です。日本でもサマータイム導入の検討もあるかもしれませんが、しない方が良いと思う。特に年寄りには良くない。
さて数日前のODT。


例えばアルツハイマーとの関連もある。そのアルツハイマーを血液検査で簡単に判明する方法が開発されました。すでに治験の準備は進んでいます。早いうちに判明すると治療も早くできます。

前々回のエントリーで紹介したDr.ピーター アティアですが、この人は毎回数千メートル泳いでいても、妊娠中の奥さんと変わらぬお腹。LCHF ケトジェニックダイエットで初めて、お腹はへこみました。また運動も水泳より、デッドリフトがベストだそうです。そして彼は現在はケトン値は意識しない、血糖値の変動がわずかしかないライフスタイルを楽しんでいます。蛋白質は1日わずか1サーヴィング(たぶん手のひら大)の肉。カロリー比では20%、その代わりフルーツも食べてカーボも20%。これではケトーシスかどうかグレーゾーン?
ケトジェニックダイエットならば、ケトン値を上げるために蛋白質も少なめにしますが、それを目的としないのに、何故蛋白質がぎりぎり筋肉が減らない量の摂取に止めるのか。それは彼が研究中のLongevity(長寿)のためには、血糖値、インスリン、IGF-1は低く抑えることが重要と考えているからです。
長寿といえば、最近展開中の新井医師が提唱するのは、糖尿病体質(インスリン分泌が少なめ)は不老長寿体質だと。つまりインスリンこそが老化を促進する。
FBの投稿によれば、ある患者さんはかってインスリン注射をしていてHbA1cが8.9%で、網膜症が発症。3年弱前から現在の低インスリン療法に変更して、最近HbA1cが13%、でも眼底は正常になっている。よって高血糖より、インスリンこそが悪。
そういえば私の夫が糖尿病と診断されて、眼科の診断を受けれたのはその数ヵ月後。その時に片目だけ網膜症があるのがわかって、レーザー治療されましたが、眼科医の話では網膜症になったのは糖尿病の診断より以前だろうとのことでした。つまりその時は高インスリン血症状態だったのでしょう。そしていよいよ膵臓が疲弊して、インスリン分泌が減少し、現在は新井医師の提唱する<不老長寿>になった、いっちょ上がり?高インスリン血症の害がこの程度ですんで不幸中の幸いでした。そしてもし日本で診断されていたら、インスリン注射やら、DPPー4阻害薬やらの治療を受け、じわじわと合併症が進んだかもしれません。医療費をケチるNZではほとんどメトホルミンしか出してもらえないのが<低インスリン治療>に繋がったのです。こういうことは今までに何度もブログに書いていますが。
しかし気になるのは、新井医師がインスリンにそこまで拘るのなら蛋白質によるインスリン分泌は無視して良いのか?
ここで福田先生のHPに詳しく説明されているのを見つけました。
http://ketogenic-diet.org/practice/practices-6.html
さすが。医療大麻にしても蛋白質のことも、私の知りたいことがばっちり。
興味ある方はぜひごらんください。
その中に数種のアミノ酸によるインスリン分泌の表がありますが、肉、魚は乳製品ほどは気にしなくて良いらしいです。でもそれはがんの場合に拘っての話であり、もっと広く、長い目でみれば、やはりある程度の節制は必要だと思います。
その点はインスリン分泌のやや少ない江部先生の勧める、蛋白質はたくさん食べてもOKの糖質制限は夫も可。でも高インスリン血症のある人に聞かれたら私は節制を勧めましょう。
やっとタイトルに近づきましたが、福田先生のHPの記事のここ。
肉や植物性タンパク質に比べて、牛乳タンパク質が最もインスリンやIGF-1の血中濃度を高める
- Low-fat strawberry yogurt, Insulin Index 84, Glycemic Index 31
http://www.mendosa.com/blog/?p=3624 から