Zero Carbですっかり痩せて、幸せな生活を送るケリーさんですが、このたび3人目を妊娠、待望の女の子だそうで、なんとも幸せ真っ盛りなケリーさん一家です。

 彼女曰く、この子(お腹の中の)はリブアイとビーフパティーだけで育って、とっても元気よ!と。お産も軽そうですね。この人はLCHFでもだめで、ZCでようやくダイエットに成功したのですが、わずかな植物(糖質かファイバーか)でも太ってしまうという、私の知識では、栄養素やらカロリーやらケトン体やらより、腸内細菌が深く係わっているとしか思えません。

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 またZCでうまく行く人の中には過敏性大腸症候群(IBS)とか、SIBOといわれる小腸内菌増殖症の人も多いように思います。
 
 これらは宇野コラムから知ったわけですが、IBSには低フォドマップ食が有効という説はオーストラリアの医師から出ている説で、アメリカではあまり知られていなかったようですが、最近になってGrain Brain、Brain Makerの著者Dr,Davit,Perlmutterが低
フォドマップ食について述べているコラムを紹介しています。
 Dr,Davit,PerlmutterはBrain Makerで脳の健康のために、発酵性の高い食物繊維と発酵食品を勧めていますが、それが合わない人もいる、と認識されたようです。

 そのコラムはこちら。
http://www.mindbodygreen.com/0-22438/the-little-known-food-intolerance-that-could-be-harming-your-health-hint-its-n.html
 筆者のDr.W.Coleに寄ると、IBSの患者の75%は低フォドマップ食で改善しているそうです。
 目下のところ、やはり人はそれぞれ違うので、何が自分に合うか、自分であれこれ試しながら捜し求めていくしかないようです。だから自分にこれが合うから、人にも合うと強制せず、多様性を認め合うことが健康面でも求められると思います。
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 そして、Medエッジで、スイスの研究が紹介されています。
 <原因は結腸の細菌発酵の異常か!?過敏性腸症候群のメカニズム、腸の酸性度から調べる>
 https://www.mededge.jp/a/gast/20763

コピペ
過敏性腸症候群の場合、腸内のpHが低く、酸性に傾いていると分かった。

 全結腸pHは、過敏性腸症候群で6.8、健常対照者で7.3。

 過敏性腸症候群の人では、腸内の発酵が活発と見られる。

 酸性の度合いとの関係はやや複雑かもしれない。pHレベルは高まると、結腸通過時間(CTT)が長くなり、IBSの症状が重くなっていた。

短鎖脂肪酸が増えると結腸通過時間は短くなり、便通の頻度は増えていた。←
は良く理解できます。今まで何度か乳酸菌を摂り過ぎていたのか、お通じが日に何度もあってうんざりしたことがあります。匂いも無いか、あっても不快ではなく、下痢でもないんですが、お通じがつきすぎても困ります。最近ではスペルト小麦のホールグレインのサワードウで、こういうことになったので、サワードウは止めて、普通のイースト発酵のにしています。
 また山羊のFetaチーズも効果が高そうなのですが、量が少ないのでこれは継続。何故かきゅうりと合う。これに慣れるとプロセスチーズはもちろんクリームチーズも硬いと感じて、あまり食べなくなっています。


 

日本人が作っている、NZ産大豆を使ったお味噌。来年も腸の健康第一に、適度な腸内発酵、腸内フローラを心がけたいです。