最近は糖化の問題が気になってあちこち探っています。
それで骨も糖化で弱くなると知りました。

 糖化の一般的な解説はこちらで紹介されているパンフレットがわかりやすいです。
http://blog.goo.ne.jp/avin-hmp/e/b992e9c344ea9c3c235bf4a93175d6eb

骨折した人の骨にはAGEsが多かったそうです。

ここはかなり難しいですが、、、。
http://blog.goo.ne.jp/avin-hmp/e/b992e9c344ea9c3c235bf4a93175d6eb
一部抜粋

かつて骨粗鬆症(osteoporosis)は「骨量の減少と骨の微細構造の破綻によって骨折に対する感受性が高まった全身的骨格疾患」とされてきました。しかし2000年にNIH(米国国立公衆衛生研究所)で開催されたコンセンサス会議において、骨粗鬆症とは「骨折リスクを増すような骨強度上の問題(compromized bone strength)をすでにもっている人に起こる骨格の疾患」であると定義され、「骨強度=骨密度+骨質」と明記されました。

近年、骨粗鬆症や糖尿病における骨の脆弱化には、骨中コラーゲンの架橋異常が関与していることが明らかになってきました。


 日本で会ってきた80歳前後の女性が過去に2度骨折しているので、主治医から治療薬を勧められて服用していると話していました。ひとつはビタミンD3なので、これは良いとして、もう一つは名前は忘れたけど、服用後は30分横になっていなければならないという薬。その時副作用を調べたら結構怖い薬だと思いました。

 この人のHbA1cは5.2%程度、血中脂質はHDL-Cが多くて、中性脂肪も低く、とても健全そうでした。なのに総コレステロールが250mgだから、薬で下げろと主治医に言われて服用されています。私が要りませんよと言っても耳を貸してくれません。

 ご本人に骨粗鬆かあるかどうかどうかしりませんが、骨折予防に副作用の多い骨粗鬆の薬ではなく、少しでも糖化を防ぐ食事(パンフレットにあるような)、果糖の多い果物は少しだけにするとか、できればどくだみ茶を飲むとかなど心がける方が安全だと思いますが、そう言っても聞いてくれないでしょうね。いやはやこうして病人が作られる見事な例ではありませんか。

 またこれも気になるニュースです。年を取れば糖化対策はやはり必要だなと思います。

http://kenkounews.rotala-wallichii.com/mg_hdl-cholesterol/

(2014年9月) "Nutrition and Diabetes" 誌に掲載された University of Warwick(英国)の研究で、糖分の派生物であるメチル・グリオキサール(MG)という物質により、善玉の HDL コレステロールが機能を失うメカニズムが明らかになりました。
(省略)
健康な人の体内では MG の量は低い水準に保たれており、これによって健康が維持されています。 しかし、老化に伴って Glo1(グリオキサラーゼ1)と呼ばれるタンパク質の補充ペースが遅くなると、MG の量が徐々に増えてきます。