IRORIOニュースでは珍しいというか、糖尿病新薬SGLT2阻害薬の副作用で学会が注意喚起下と言うニュース。

http://irorio.jp/agatasei/20140830/158607/

皮膚症状500例以上、性器感染症80例以上、糖尿病新薬に学会が注意喚起

(ふーん、そういえばノバルティスフォーマがこの新薬の説明会の旅費、宿泊費を出席の医者に支払った件がニュースになっていましたし、また昨日のニュースによるとノバルティスフォーマが数種の薬で重篤な副作用がでた2579件について報告していないと発表したそうです。ノバルティスフォーマ続いていますねー)

 記事を読むと以前から言われていました尿路感染症だけでなく、腎盂腎炎の例もあるとか。腎臓には影響ないとか言われてなかったですか?これは困ります。糖尿病の人にとって腎臓は一番注意しないといけない臓器なのに。

以前の拙ブログ

http://ameblo.jp/manuka2010/entry-11907287208.html

で紹介しているように、糖尿病の古い、安価な薬を服用の糖尿病の人は糖尿病でない人より僅かに長生きという研究結果があります。メトホルミンでは食後高血糖はあまり抑えられません。こちらで指導された方のお話ではHbA1cは7%台も多いとか。それでも長生きというのですから、それに加えて炭水化物の摂り方に注意して急激な高血糖だけ避ければ、もっと安全なわけです。まあこれからも色々な新薬が出るでしょうけれど、安易な誘惑には乗らず、メトホルミンさまのお世話になってもらおうと思います。