ガンマーリノレン酸含有オイルについて細かく説明してあるサイトみつけたので記録用に

大麻(ヘンプ:Hemp)に付いて



大麻(cannabis sativa L.)は、食用植物として、又その繊維を利用する為文明の発生と共に栽培されてきました。その栽培は、人類の移動と共に世界中に広がっていきました。食用なるのは、種子の胚乳部分で、大麻種子は、その形が小麦とよく似ています。しかし、栄養価値は、小麦より優れています。大麻は、クワ科の1年草で、15週間ほどで4mの高さまで成長します。その長く延びた茎の繊維を利用して、布、袋、ロープ、紙などが作られてきました。

しかし、大麻が作り出す樹脂の中に、薬理作用のあるδ-9-テトラハイドロカンナビノール(THC)と言う物質が含まれております。その為、一方では、その樹脂を吸引することで大麻が持つ薬理作用を得るという行為が行われてきました。THCが多く含まれている大麻樹脂のことをリファナと呼ばれています。マリファナは、麻薬のような習慣性はありませんが、大麻の樹脂や葉(THCが含まれている)吸引する行為が、麻薬の使用と類似する行為と見なされ、アメリカでは1930年代になって大麻の栽培が禁止されました。第2次世界大戦後、アメリカの指導に従って順次世界中の国々で栽培が禁止されるようになりました。我が国でも、昭和23年大麻取締法が施行され、ごく限られた人以外、大麻を栽培することが出来なくなりました。又、マリファナの蔓延を防ぐために、大麻についての情報を知らせることが極端に抑制されたため、戦前大麻が日本で大量に栽培されていたことを知る人も少なくなってしまいました。

大麻の中には、微量のTHCしか含んでいないためマリファナにならない大麻の種類も多くあります。これは、長年の間栽培されている内に人々が、THCの含量が少ない品種を栽培するようになったからです。理由は、簡単で種子やオイルに多量のTHCが入っていると食用にならないからです。通常マリファナになる大麻は、熱帯産の大麻で、1.8mぐらいにしか成長しない大麻です。熱帯性の大麻には、3-30%のTHCが含まれているのに対して、工業用の目的で栽培されている大麻は、温帯性の大麻で、3-6mの高さにまで成長し、0.1%以下のTHCしか含まれていません。THCを微量しか含んでいない大麻を栽培しても社会的に害にならないし、逆に大麻の有用作物としての有益性の方が高いと言う判断から1990年代後半から、順次世界中で栽培が許可されるようになりました。カナダなどでは、大麻製品のTHC含量が10μg/g(10ppm)以下と言う条件を付けて低濃度のTHCしか含まない大麻の栽培を許可しています。


大麻油(ヘンプオイル)



大麻種子から低温で圧搾して取られた油が、大麻油です。大麻油は、約10%の飽和脂肪酸と約90%の不飽和脂肪酸からなっております。植物油の中で最も不飽和脂肪酸を含んでいる油です。大麻油には、オメガ6油とオメガ3油が3:1の割合で含まれています。WHOは、オメガ6油とオメガ3油を4:1の間の割合で摂取するのが健康に良いと勧めております。通常リノール酸は、過剰気味に摂取しているので、大麻油を取ることでWHOの勧める摂取割合に近づけることが可能になります。健康な細胞を維持するために、1日当たりオメガ6油を7-11g、オメガ3油を2-3.5g取るのが良いと言われております。これを大麻油から取るとしますと、1日にスプーン1-2杯ぐらいの大麻油を取ればよいことになります。しかし、日頃から動物性脂肪をとりすぎている人は、もう少し多めに取る方が良いでしょう。

ブラックカラント油


ブラックカラント油は、ブラックカラントの種子を低温圧搾して取り出したオイルです。その特徴は、ボリジ油に次いでγリノレン酸を多く含んでいることと、ボリジ油に含まれていないαリノレン酸を含んでいることです。γリノレン酸とαリノレン酸をなるべく多く取りたいときに適したオイルと言えます

http://www.airgreen.co.jp/ganma%20linolenic%20acid/ganma%20linolenic%20acid%20catalog.htm


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 日本では<麻の実>として、オイルや実や粉にした商品がすでに販売されている。これらはカナダ製とのこと。NZも負けずに商品開発すれば良いのに。


 11月5日頃から摂りだしたヘンプオイルやブラックカレントオイル、肌は少しオイリーになってしっとり。今までは1日3回だったけど、これからは朝、夕の2回で良さそうだ。