社内でいま、
PMS (個人情報保護マネジメントシステム)の構築/再構築を行っており、
定期的にレビューしているとこです。

基本は、JIPDEC(㈶ 日本情報経済社会推進会)のガイドラインに沿って進め、
”なるほど、こういう個人情報もあるね、管理必要だね・・”、と
感じることが多いのは事実です。
ただ、一方で、個人情報保護???と感じることも多々あり...
例えば、Facebook。
生年月日や出身地、趣味はこれ とかの情報だけでなく、
”今、だれと、ここにいるよ”とか、
”何、食べてるよ (美味しい、まずいとかの、感想つきもあったり)”
と、かなり機微な情報(センシティブ情報)を、公開してます!

この機微な情報は、Pマーク制度では、
特に取扱い配慮が必要な情報に分類されるのですが、
自らが、自らの意思で公開してます・・・。
こう書くと、「SNSはダメ、危ない と言いたいんだろう?」と
思われるかもしれませんが、私はまったく逆です。
情報の公開によって、貴重な体験を得られている! とも
思ってます。
例えば、大学時代の友人と、SNS使ってなかったら、
年1回の年賀状のやり取りが殆どで、
今、どんな風にしてるかなんて、全くわからない。
分からないから、何かで協力しあう、共有する、なんてできない。
大学時代の貴重な時間を一緒に過ごしたのに、後に活かせない!
となるでしょう。
・でも私は、情報保護の観点からSNSは使わない! って方もいるでしょう
でも、そんな方でも、Amazonや楽天 で 買い物した事はあるのでは?
ネットショッピングも、大事な個人情報を公開してます(自分以外の誰かに伝えてる)よね。
・いやいや、Amazonや楽天は資本があり、大きなコストをかけて情報保護してるから
大丈夫と思ってる。
・わたくしは、ネットショッピングもしない・・・
という方もいるでしょう。
でも、そんな方も、
よく利用するスーパーマーケットの、ポイントカードを作成し使ったりしてません?
買い物の時に、ポイントカードを使えば、
どこどこの誰が、何時何分に、何をいくつ どこのお店で 購入した!という
機微な情報も、公開してることになってます・・・。
すみません、長々と書きましたが、今日のブログで記事にしたい結論は、
「現在、多くの方が、個人情報(プライバシー)保護が減っても、利便性をとってる」
「この傾向は、進んでいくのだろう」
「なので、その時・時流にあった、情報保護システムを構築していきたい!」
と、いうことです。
頑張りましょう!