舟木一夫コンサート ㏌ 御園座 2024
9月4(水)~8日(日) 13:00
9月7日(土)
9月になっても酷暑、猛暑の中を、御園座まで出かけて
来ました。
地下鉄東山線伏見駅下車、5番出口に出て、御園座全景を確かめる。
御園座入場の前に、近くで開催されている「舟木一夫展79~80」を
拝見しに強い陽射しの中を歩く。御園座に入場したのは12:40頃。
舟木さんのお出迎え
最近はロビーにこのような舟木さんのお出迎えもあって、
舟木さんコンサートを盛り上げてくれます。
名古屋城を中心に干支をあしらった緞帳
第一部は、透けた絽のお着物にグレーの角帯、江戸っ子の歌を中心に、
今はどこかに消えてしまった”日本調”をたっぷりと。豊藤馨さんの粋な
お三味線も入って、瞬く間に今はもう遠くなった世界に誘われた感じ。
三味線がステージの最前列だったので、目と耳で楽しませて貰いました。
チャキチャキ江戸っ子から、討ち入りで散った命、悲運の公達、(ただ
顔が長いだけで演じた?家康の孫・光秀の弟役)駿河大納言・松平忠長、
三尺もの、平次親分まで多彩な舟木さんの ” 日本調 ” がずらりと並んだ
選曲でした。
第二部は、舟木さんコンサートではお馴染みのヒット曲、映画主題歌曲
を、一番新しいシングル曲「湖愁」を加えて、品よく華やかなピンクの
ジャケットで。アンコールは、御園座でこその「ROCK’N ROLLふるさと」
を、舟木さんの「旅愁」間奏入りで。キーボードの長谷川さんのはじけっ
ぷりには、驚くばかり。今日のステージを通じてアバウト9の皆さんそれ
ぞれが、舟木さんを盛り上げて下さっていたのが感じられました。
それにしても、ピンクのジャケットがとてもお似合いの舟木さん。80歳
を間近にした方が、こんなにも自然に素敵に身にまとえるものか、、、鼻
筋の通った横顔に「眼福に預かりました」とはこのようなことかしらと、
今更ながらに納得したことでした。
「舟木一夫展 79~80」は、
デビュー以来の舟木さんの、主として楽曲の資料が完璧に纏められて
いると思えるほどのまとめ方でした。
赤い詰襟や黒タキシードの舞台衣装そのものが並んで展示されている
のも、皆さんに見て頂きたいこと。舟木さんをもっとよく知りたい方
もおありでしょう。入場料は要りますが、3日間の開催では、もった
いなかったです。
新しい舟木さんグッズのクリアファイル
舟木さんの作品はこれだけではないので、まだまだ第2弾、第3弾が
発売されるのかも知れません。
一口サイズの優しい甘みの「旅まくら・志なの路」
をおやつに・・・
開演まで時間的に間に合うかどうか、迷っていた舟木さんの資料展も拝見
できて、充足感一杯で帰路につくことが出来ました。 名古屋の暑さは相
当なものでしたが、これで元気にこれからの残暑を乗り越えられそうに思
います。