舟木一夫コンサート2022 YCC県民文化ホール | 満天の星Lovelyのブログ

満天の星Lovelyのブログ

60周年をあれほどに輝かせながら61周年へと繋げていかれた舟木さん、本当にお見事でした!
2023年もこれからもずっと、素晴らしい夢時間を頂けますように・・・。

         舟木一夫コンサート2022 

       YCC県民文化ホール

         2022.7.20(水) 14:00 

 

              初めての、YCC県民文化ホール 

          JR中央線の立川駅まで出て、甲府駅まで特急に乗る。

          八王子を過ぎ、大月を過ぎ、笛吹川を渡る。緑深く

          陸橋の多い窓外の景色を、ああ信州に近づいているん

          だなぁと楽しみながら、甲斐の国へ1時間余り乗車。   

       

       YCC県民文化ホール正面玄関の前庭から見た

富士山


        美しく整った外観を拝見したかったが、残念

       ながら、現在外壁全面補修中。


大ホールロビーの豪華なシャンデリア


          舟木さんも、にこやかにお出迎え


    浅草公会堂コンサート3日間の興奮と余韻も冷めやらぬまま、5日目に舟木さん

    にお目に掛かれるという至福の幸運を頂いてきた。浅草では約100曲を歌って

    下さったというのに、甲府コンサートにおいても咽喉のお疲れは全く感じられな

    かった。いつものように、全力で、丁寧な歌唱でステージに立って下さる舟木さ

    んだった。涼やかな白薄物の和服に締めたブルー系の兵児帯の結び目の愛らしさ

    、、、にこやかに輝く笑顔。舟木さんは、「僕の役目はお客様に非日常をお届け

    すること」といつも仰って下さるが、まったくその通り。ステージの舟木さんの

    笑顔と、共に過ごせる時空間を頂けただけで、気にかかるあれこれが吹き飛んで

    いく。

 

    それどころか、時に歌詞が胸に刺さり、心の中に入り込んで様々な感情が溢れ、

    客席で涙が抑えきれないという方もお見掛けする。色々な事がおありだったのだ

    ろうと察せられるが、♪みんな旅人、♪浮世まかせ ~ 舟木さんの歌の力、威

    力を確信するのもそんなときである。しかしその涙はまた、舟木さんの優しさに

    心がほどけていった時に溢れ出るのかも知れない、と思ったりもする。

 

    今日は通常コンサートだったので、デビュー曲 ♪ 高校三年生 のB面がどうして

    この曲だったのか今でも判らないといわれる ♪ 水色のひと を歌って下さった。

    ちょっと大人びた 水色のひとの面影を追う18歳の少年の澄んだ声も素敵だっ

    た。想像を巡らしながら、毎日毎日、♪水色のひと と ♪ 淋しい町(♪修学旅行

            B面)を聴いていた。60周年を迎えて、すっかり大人の歌に変身した ♪ 水色

            のひと、、、そして追い打ちをかけるように、むせび泣くような小林さんのソロ

     ・サックスが情感たっぷりに演奏される。今日もひと際、胸の襞々に入っていく

            ようだった。もちろん会場からは大きな拍手! 小林さんの演奏をにこやかに

    見つめながらも、歌い終わった後には「だから、前から言ってるだろ。俺より目

    立つなって。」という辛口賛辞。今日もお約束の展開となったが、私はまるで初

    めてお聞きしたかのように笑って安心する。舟木さんの巧みなステージ演出が嬉

    しい。

    

    マスクをしての演奏は、メンバーの中でも一番大変だったと舟木さんはねぎらい

    ながら、ドラムスの辻田さんが、甲府のご出身ということを紹介された。スタン

    ディング ♪ 夏子の季節 での辻田さんのドラムスとヨッチンさんのパーカッショ

    ンの対決・・・お互いこれでもかと力を入れ、張り合っていく姿に、私たちは見

    事に楽しませて頂いた。

 

    気温35度、猛暑の甲府で今日も緩急自在、変幻自在にホールを舟木ワールドで

    満たしコンサートを終えられた舟木さん。我らがキャプテンに、いったい夏休み

    はあるのだろうか。これからの後半戦に向け、充分に休養を取って頂きたく思う。

    そして、夏の終わりにお元気な姿でお目に掛かれますように。