芸能生活60周年記念
舟木一夫コンサート2022
練馬文化センター こぶしホール
2022.3.14(月) 15:00
3月半ばなのに、朝からまるで初夏のような陽気
西武池袋線練馬駅下車 北出口直結
練馬区立練馬文化センター
ボランティアの方たちのお世話による花壇
区立の文化センターならではのクラシックコンサート、
区民寄席、歌舞伎公演、鳩の群れる公園・・・練馬区民
の皆さんは、住民として大切にされていますね。
チェンバロ
ノイベルト社製の「バッハ」モデル
ピアノがフェルト製のハンマーで 弦をたたくのに対し、チェンバロは爪
(プレクトラム)で弦をはじいて発音する。 ペダルを操作することにより、
いろいろな音色を奏でることができる。
練馬文化センター (説明文より)
東京国際フォーラムにもあった、舟木さんパネル
記念撮影される方たち、ひっきりなし。
舟木さんの領収書で、記念グッズゲット
最初は少し照れくさそうだったこのストールも、今では
すっかり60周年記念コンサート2022の”顔”になって
きて、、。
新歌舞伎座からあっという間に1週間が過ぎて、14日はまさに初夏の兆し。
まだ桜も咲いていないのに、春を通り越した陽気となった。
オープニングの ♪ 初恋 のイントロとともに、白い光沢のある合わせのお対、
グレーの帯、黒足袋に下駄の舟木さんが、スポットライトを浴びて佇む。にこや
かな笑顔に、これから非日常の数時間を楽しませて頂けるのだ、と胸が躍る。
舟木さんはお元気でステージは快調に進み、ラストに近くなるにつれて絶好調。
時に舟木さん作詞の歌詞があったり、舟木さんの歌詞繰り返しが遅くなって
アバウト9のメンバーが慌てたりということも、舟木さんの正直な自己申告で
あったりしたけれど、そんなことは一向に構わなかった。
駆け巡る虹色の光線、アバウト9のジャズタッチのアレンジやパーカッションの多
彩さに、目も耳も全開にしながらも、自分だけの景色の中で楽しんでいって下さい、
とのお言葉に甘えて、たっぷりと心地よい気分で過ごさせて頂いた。
舟木さんのどのステージに伺っても、それぞれの回で沁みてくる曲は違うものだ
が、今回は ♪ みんな旅人 だった。 お互いにしのぎを削っていたあの頃の
こと、、、時を経て、ゴールまで元気に走っていこうとお互いの存在に力付けられ
ていたであろう西郷さんのことが、私の中でちらりと頭を掠めたからかも知れない。
アンコールの♪浮世まかせ は、今回も舟木さんは思いをいっぱいに込めて歌っ
て下さった。 この曲は舟木さん自作の曲でもあり、歌唱の前に舟木さんご自身が
何かしら覚悟を決めてでなければ歌えない曲なのではないだろうかと、コンサート
2022をお聴きしてきて、生意気ながらも、ふとそう思った。
その後の三方への丁寧なご挨拶、充実感に溢れた晴れやかな笑顔、上階を見上
げる瞳の輝き、、、この次も、またぜひ客席に座らせて下さいとの願いを込めて、
精一杯拍手をお送りしてきた。
晴れやかに・・・3月14日朝、快晴の富士山
(舟友さんに頂きました・・・有難うございます)