芸能生活55周年記念
舟木一夫シアターコンサート
in 大阪松竹座
2017.9.16(土) 2017.9.17(日)
12:30 16:30
(1)
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[ 曲目 ]
(第一部) (第二部)
オープニング オープニング
♪ 火消し若衆 ♪ 東京は恋する
♪ 北国の街
♪ おみこし野郎
(第一部) (第二部)
オープニング オープニング
♪ 火消し若衆 ♪ 東京は恋する
♪ 北国の街
♪ おみこし野郎
♪ いなせじゃないか若旦那 ♪ あゝ青春の胸の血は
♪ 銭形平次 ♪ 修学旅行
♪ 仲間たち
♪ 京の恋唄 ♪ 君たちがいて僕がいた
♪ 恋人形 ♪ 友を送る歌
♪ 葵の剣 ♪ 水色の人
♪ ああ!! 桜田門 ♪ 高原のお嬢さん(バラード)
♪ 右衛門七討入り ♪ 哀愁の夜 (4コーラス)
♪ 浪速の歌ごよみ スタンディング&サインボール投げ
♪ 銭形平次 ♪ 修学旅行
♪ 仲間たち
♪ 京の恋唄 ♪ 君たちがいて僕がいた
♪ 恋人形 ♪ 友を送る歌
♪ 葵の剣 ♪ 水色の人
♪ ああ!! 桜田門 ♪ 高原のお嬢さん(バラード)
♪ 右衛門七討入り ♪ 哀愁の夜 (4コーラス)
♪ 浪速の歌ごよみ スタンディング&サインボール投げ
♪ れ・く・い・え・夢
♪ 絶 唱
三味線 ♪ 夕 笛
♪ 絶 唱
三味線 ♪ 夕 笛
豊藤美 さん 豊藤馨 さん ♪ 残 雪
♪ 友 よ
♪ 高校三年生
♪ 只今授業中
♪ 友 よ
♪ 高校三年生
♪ 只今授業中
♪ 涙の敗戦投手(9/17夜の部)
♪ 学園広場
アンコール
♪明日咲くつぼみに
バイオリン 向島 ゆり子さん
♪ 学園広場
アンコール
♪明日咲くつぼみに
バイオリン 向島 ゆり子さん
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ステージは真紅のライト。 センターの階段に、和服姿の舟木さんがすっと立っている。
ステージは真紅のライト。 センターの階段に、和服姿の舟木さんがすっと立っている。
赤い光の中のシルエットで、着物の裾が透けている。 ぱっとライトが当たると、満面
の笑みのにこやかな舟木さん。 お召し物は、グレーっぽいが薄紫のような藤色のよ
うな髯紬。 右のお袖はグラデーションのぼかしとなって、袂が白い。 黒の襦袢の襟に、
縞帯、素足に雪駄。 何とお洒落な和服姿だこと。
オープニング
♪ 火消し若衆
どうやら秋の初めという気候になってきましたね。 しかし、
今年の夏はよく降りましたね。 今日も降ってます。 お暑
い中とご挨拶しようと思っていたのですが、お足元の悪い
中、ようこそおいで下さいました。
7年ぶりに松竹座の板に乗せて頂きまして、あれやこれや
お聴き頂こうと思います。
日本調というのは、どういうわけか昭和45年ではさみで
切ったようにぷっつり切れてしまいました。 でも、この世
代の方々は、たまに聴くといいと思いますね。 僕も時々
は歌ってみたくなります。
そうなると、日本調にお三味線は外せません。 豊藤美お
ねえさんと、お弟子さんの豊藤 馨さん。 どこまでいっても
おねえさんで、決しておばさんとは言いません。
このステージでは最年長です。お元気ですが、御歳92、、
ではなく、とても30代には見えません。
ここは、お手拍子など頂いて、、。
♪ おみこし野郎
♪ いなせじゃないか若旦那
♪ 銭形平次
♪ おみこし野郎 と♪ いなせじゃないか若旦那 は、
デビューしてまもなく、19ぐらいのとき歌ってました。
今日リハーサルをしていて感じたのですが、松竹座って
こんなに前のお客さんと近かったんだ、と。 今日は素足
なので、慌てて爪を切ってきました。
和服は季節、季節のもので変化をつけるということをしま
すが、最近はステージでは夏羽織を着るということはなく
なりましたね。 着たっていいんですよ。 紗の夏羽織なん
て、なかなか、おつなものですよ。 来年当たり、着てみよ
うか。 カラフルな浴衣を着て花火見物に行っているお嬢さ
んがいっぱいいますね。 見てみると、花火よりそっちの方
がよっぽど華やかだったりして。
2010.3.26 松竹座にて ♪ 銭形平次 は、私がどうかというより、大川橋蔵という
(密着写真集「華」P92) 大先輩が凄いということで。
この世代は、本物の時代劇を先輩方に見せて頂いた世代ですから、今の時代劇には、これ
はカツラを乗せて着物を着た現代劇でしょうというところが、多々ありますね。
考えてみれば、時代劇のこういうの、僕は好きなんですね。 無責任でいいじゃないですか。
♪ 矢でも鉄砲でも持って来い といっても、本当に持って来たら逃げるしかありませんが。
真ん中に2つばかり入れたのは、”演歌” といわれる中にも、演ずる歌と書くだけでなく炎だ
ったり、縁や応援だったり、怨むだったりいろいろありますが、艶の歌と書いて”艶歌”、”つや
うた” といえるような曲を色変わりに入れてみました。 ” つやうた ” と書く艶歌が相応しいと
思われる ♪京の恋唄 を。
♪ 京の恋唄
♪ 恋人形
詞は西條先生です。 京都の北山の近くに柚子の里というところがあって、そこをを舞台に
した映画の企画があったのです。 その映画の企画がなくなり、西條先生の詞があまりに
もったいないものですから一字だけ変えて頂いて(柚子の香かおる→袖の香かおる)、レコ
ードに。 作曲の竹岡信幸先生には、”♪人妻椿 を作ってください” とお願いしたのです
が、やはりふくよかですよね。
日本調というのはどういうものかといっても、”聴いた感じ”
としか言いようがないですね。
♪ 赤城の子守唄 とか 小畑実さんの♪ 花の三度笠
なんか、あんまり日本調という気はしなくて、(♪ 男三度笠
横ちょにかぶり~ とお上手にモノマネ) ♪ 湯島の白梅
の方が日本調のように思えます。 色っぽいですよね。
こういう歌の世界の詞は、もう古典ですね。
(LPふれんどコンサート にカバー曲♪ 湯島の白梅 所収)
僕らの世代は(と、また言っていますが)、子供の頃からもう風景が違いますからね。 寄り道
して帰ろう、となったり。 早く帰ろうものなら、邪魔だから晩御飯まで帰って来るなと言われた
りして、7時半頃まで遊んでましたね。 冬は4時半頃から真っ暗になりますが、それでも遊ん
でいました。
これは随分遠いところの話をするようですが、11月から稽古
に入って12月、演舞場で忠臣蔵を通し狂言でやることになっ
ています。 昼の部は京都の一力まで、夜の部は、東下りから
始まります。
演舞場さんの方から 「忠臣蔵」 のお芝居をというお話を頂い
て、 柄にもなく大石内蔵助ということで有り難くお受けしたの
ですが、うっかりしていたんです。 内蔵助ならあまり立ち回り
はないだろうから、しめたと思ったんですよ。
ところが内蔵助は、山鹿
流の太鼓を叩くんですね。
ドンドコ、ドンドコ、あの太鼓を肩まで上げて持たなけ
ればいけない、、、2,3日で千秋楽を迎えるかも知れ
ない、、、。
21で新歌舞伎座
の舞台から始まっ
て今日まで、、、
NHKの大河ドラマ
で矢頭右衛門を
やりました。
大石主税が一つ
年下で、最年少