ふれんどコンサートNO.76 続き | 満天の星Lovelyのブログ

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60周年をあれほどに輝かせながら61周年へと繋げていかれた舟木さん、本当にお見事でした!
2023年もこれからもずっと、素晴らしい夢時間を頂けますように・・・。

                   2017                   NO.76                                                                                                                           Friend   Concert    
                                
                2017.7.17(月・)  14:00 17:30                                                                         
                     東京・メルパルクホール     

        続 き

     ♪ 親不孝通り  は、ハムレットのやくざ版ということで美輪明宏さんと演った 「愛する
     ときも死するときも 」 の主題歌ですね。

          さっき、2番の最初の歌詞が飛んでしまいましたが、(スタンドマイクじゃなくて歌っていた
     ので、サインボールを打って帰ってきたとき)マイクがなかった、、、あぶないな、俺、、、。

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  松竹座や浅草の
  コンサートは、通常
  コンサートやシアタ
  ーコンサートとは全
  く別であり、

  松竹座と浅草公会
  堂もまた別のバー
  ジョンです。

     




         今のひとつの問題点は、矢頭右衛門七をどうするか、なんです。
           もうそろそろ、矢頭右衛門七も大石 主税(ちから) をやる人も決めなければいけないので
     すが、方と相談して二人をクローズアップすることはやめよう、ということになりました。 
 
                                                                      イメージ 3
    だって、
        見てる人が舟木一夫と比べる
    もん! 

    、、どれほど私が美しかったか!!



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        (場内拍手喝采)




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     この間、齋藤先生などと大石 主税(ちから)のオーディションをやったのですが、あの役は
     今の年齢にして大体高校生くらい、高一ぐらいじゃないでしょうか。 この8月には台本が
     揃うでしょうから、そうしたら8月からは、、。 
     「忠臣蔵」は、” 相手変われど主変わらず ” の芝居ですからね。
           東下りから南部坂の別れ、討ち入り後、3つの屋敷にお預けになり、、、いろいろゲストが
     出てきます。 浮橋太夫から東下りには立花左近も出てきますし。 ですから稽古の調整
     が大変。 そこしか出てこない役がありますからね。 アタシが一人、ず~っと出てて、大石
           内蔵助という柄ではありませんが、なんといっても昼夜の通し狂言ですから、、まぁ、毎日
     来て下さい!  興行的には、一番難しい昼夜興行となります。


      勘違いしそう、これ、ポップスでもないしね。 (バックバンドの方を振り返って、確認しな
      がら、、) 演歌系だよね。

                          ♪ うわさのあいつ 
                              作詞: 西川 ひとみ
                              作曲: 井上 かつお

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        たばこの煙が 嫌いなあいつ
        ぬれたくちびるの かわいいあいつ
        今はもう抱いてやることもできず
        ただ手さぐりで思い出にふれるだけ
        噂の中に噂の中に 住んでるあいつ
        かわいいあいつ

        涙かくして 強がるあいつ
         ひとり星空に 夢見るあいつ
                  あやまちをきいてやることもできず
                  たださよならと悲しみにぬれた夜
                  噂の中に噂の中に 住んでるあいつ
                  かわいいあいつ
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                グラスの酒に うかんだあいつ
                やせたその姿を いとしいあいつ
                わびしさをどこへやることもできず
                ただ酔いしれてあの夜を想うだけ
                噂の中に噂の中に 住んでるあいつ
                かわいいあいつ
       


                       ♪ めぐり逢う日を・・・
                          作詞: 建石 一
                          作曲: 津村 泰彦

イメージ 10        もしも出逢いが あるなら
        お前に逢いたい この街
        ひとり悔やむよ 別れを
        大人気(おとなげ)なかったと
        にわか雨 見上げる 裏通り
        恋のかたちは ひとつと
        言ってた言葉が ささるよ
        うぶなお前を 笑った
        俺こそ バカだった

        どこにいるのか 今夜は
        あれから飲んでも 酔えない
        きっと今なら 素直に
        心を 告げるだろう
        にわか雨 上がった 夜の街
        最後の煙草に 火をつける
        めぐり逢う日が 来たなら
        お前と見つけて みたいよ
        おとぎ話の つづきを
        二人で もう一度

      ル~ルル~ル~ル~
              ルルルル~ ルルルルル~
                    ~ ~ ~ ~ ~ ~
        めぐり逢う日が 来たなら
        お前と見つけて みたいよ
        おとぎ話の つづきを
        二人で もう一度
    

      ここだけの話パートⅡ
      最近の若手といわれる30代、40代、50代の歌い手は、メロディの上っ面をなぞるだけで、
            声そのものに特徴を持った歌い手がいません。 船村先生や遠藤先生は、悲しい歌ほど
            微笑んで歌いなさいといわれてました。 今の歌がダメなのは、作曲家に習っているから。
      それじゃ歌っていてダメで、上手下手じゃなくて、ちゃんと個性で歌えよと言いたい。
     

                     ♪ たそがれ こぬか雨
                           作詞・曲: 舟木さん
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      騙された振りをして 
      幸せを祈られて
      声の低さに 心変わりの
      悲しさを 噛み締める
      お互いの為なんて 
      このひとは憎めない
      駆け出せば 秋はこぬか雨
      けむるさよなら かすかに日暮れ
      強がりもここまでね
      私だけ ひとりね

      明日の朝 あのひとの
      まどろみを破るのは
      ダークセピアの 髪の乱れに
      儚さが匂うひと
      幻も何もかも
      燃え尽きて 夢なのね
      振り向けば 秋はこぬか雨
      抱いてください いのちが枯れる
      遠ざかる思い出に
      立ち尽くす 街角

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        2012.7.25  東京メルパルクホール

         あのひとに幸せを 
         ふたり分幸せを
         見上げれば 秋はこぬか雨
         胸をかすめて 涙に変わる
         騙された振りをして
         泣かないできたのに



                        ♪ 幕切れ
                          作詞・曲: 舟木さん

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             終わるはずのなかった愛に
             はぐれて 一人の旅に立ちます
             5分遅れの汽車が近づく
             たそがれ 浮雲
             何をたよりに どこへ行きましょう
             誰の帰りを 待って暮らしましょう
             あなただけしか 知らずに生きて
             一人だけの夢を抱けない
             それも小さな過去だとしたら
             恋しい他人を持つのね わたし

             そうね しばらく 都会を棄てて
             あなたの昨日 忘れてみるわ
             儚い切符 ふっとためいき
             さよならさよなら
             ただ 胸に冴えるあの人
             思いがけない涙 持て余す
             これがピリオド ベルは鳴り響く
             叫びたいのは 私も同じ
             これで全て幕切れなのね
             望みどおりの季節に行ける
             優しい夜汽車はないのでしょうか
                                               
                                                                    イメージ 14
         
         風にまかれて 閉じたこの心
         決してあなたのせいじゃありません
         だけど確かに 何かが終わる
         揺れてひとり幕切れなのね
         あなたを知って女を知って
         ひとりの旅立ち 凍えて わたし



  
     
     ここだけの話パートⅢ
     今はテレビモニターというのがあって、20代、30代の歌い手でも見て歌うし、しゃべるの
     も自分の持ち歌までもモニターを見て歌う。 
     私は、歌詞カードを見て歌う。(拍手)                                       イメージ 24
     でも、怖いもんですよ。 大ヒットしたデビュー曲を、モニター見なきゃ
     歌えないことになるのは、、。 

イメージ 25     オレがそうなったら、そりゃもう病院のベッドに
     いる時、、。(大うけ)         
                                                                                                                                     
      
           私が勝手に「WHITE」など作っているとき、息抜きにちょっと演歌を作っていたりしました。
     詞を書く人のクセというのがあるんだなぁ、と歌っていると感じます。 メロディに関しては
     全部、軽い演歌といっていいんじゃないでしょうか。 うっかりすると、今の演歌よりうんと
     いいのがあります。 私はもう残り少ないので、好きなことを言います。 今ではもう、こう
     いう歌はほぼ出来ません。 ♪哀愁の夜 と同じように 軽~い演歌、ハーフ演歌を5つ
     続けます。

                     
                        ♪ 流浪(さすらい)
                           作詞: 松坂 直美
                           作曲: 遠藤 実
                                                                                                                             イメージ 15                                              

       さみしい夜だよ さみしい夜だよ 
       あの女(こ)と別れて 来たんだよ
       星も泣け泣け 風も泣け
       さすらいの さすらいの
       旅に出るのさ

                 涙の夜だよ 涙の夜だよ
                 あの女も 俺も 泣いていた
                 肩にほろほろ 花も散る
                 別れても 別れても
                 忘れはしないさ



                       ♪ さんざしの花
                        作詞:
                        作曲: 中島 薫

イメージ 16       一人が寒すぎる 
        木枯らしの夜更けには
            おまえの置き手紙
            涙の字 思い出す
            夢を追うのを諦める
            あなたにはしたくない
            白い便箋一輪の
            さんざしが 泣いていた


                                  イメージ 17
   


    待つことでこの~~
     あの時 この~~
     どんな思いで  最終ベルの音
     冷たい窓 ~~
     さんざしを 見てたのか               

              今更遅すぎる                       
              未練だと知りながら
                  おまえの儚い ~ ~が胸を刺す
                             どんな小さな暮らしでも
                               幸せでいるのなら
                               噂がほしい
                               さんざしが  咲く季節には                     
                                   
                                   
       ( 舟木さんは、1981年に吹き込まれた中山大三郎さん作の「さんざしの花」の歌詞では歌われな
     かった。 多分、 舟木さん自作の詞で歌われたのだろうと思うが、 会場での聞き取りメモのため
     正確でない歌詞となってしまった。 舟木さん、皆様ゴメンナサイ )
                                                                                                                                               
                                                        
                        ♪ ちぎれ雲
                                   作詞: すずき じろう
                                   作曲: 里中 さとる      (LP「愛はまぼろし」収録)
                                                                        
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     雪どけの風に追われて
     ちぎれ雲 泣いているのか
     うらみさえ言わないで 遠ざかる君の背に
     北国の花の便りが
     とどくのは とどくのは
     いつの日のこと

     俺だけが ささえなんだと
     ふるえてた細い肩先
     あの人の幸せを 祈るのか ちぎれ雲
     むらさきの影をおとして
     別れ行く 別れ行く
     ふたりを抱いた


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           噂さえ今はとだえて
           矢車の花も咲く頃
           旅を行くちぎれ雲  お前なら分かるだろ
           男ごころの切なさ
           あの人に あの人に
           とどけておくれ




                       ♪  どうしているかい
                          作詞: 吉法 かずさ
                          作曲: 徳久 広司

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     どうしているかい 幸せかい
     いまでも一人で いるのかい
     季節が花を 変えるよに
     五年の月日が 俺を変えたよ
     どうしているかい しあわせかい
     笑顔にかくした おまえの涙
     いまなら拭いて あげられるのに

     どうしているかい 幸せかい
     くやんでみたって 遅いかい
     横浜あたりに いるという
     手さぐりみたいな
     噂聞いたよ
     どうしているかい 幸せかい
     少しのお酒で 目のふち染めた
     おまえの面影 グラスに浮かぶ
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                  気がかりなのさ いまだって
                  無理してからだを 悪くするなよ
                  どうしているかい 幸せかい
                  苦労に負けたら 昔のままの
                  笑顔のおまえで 帰っておいで


                      ♪ 慕情の街
                         作詞: 古野 哲哉
                         作曲: 桜田 せい一
                                                                                                                            イメージ 22                                                 
      ひと目逢いたい 未練が今日も
      霧を呼ぶのか 夜更けの街に
      忘れられない
      かわいいあの娘よ 帰っておくれ
      ひとりぼっちの さみしい胸に

      死ぬほどあの娘が 恋しい夜は
      街のあかりも 涙でうるむ
      過ぎたあの頃
      想い出す夜の 切なさ辛さ
      霧の重さに 影さえぬれる

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         あの娘も東京の この空の下
         住むと思えば こゝろが痛む
         いつか逢えると
         そっと慰め さまよう夜道
         夢を抱きたい もいちど胸に




         「72になったのだから、もうこれからは好きなことを言って好きな歌を歌っていこう」 と
     何度も仰っていた舟木さん。 
     後輩であっても、個性のある歌い手はちゃんと認め、今の歌謡界の流れをよく観察して
     おられる舟木さん。

     独特の太い船村演歌の世界を築いた北島三郎さんの後、森進一クン、一節太郎さんが
     出てきて、そしてその流れのバトンを受けた五木クン。 いろんなバトンの受け取り方が
     あって、女性では(都)はるみちゃんや八代クン・・・そういう意味では、私はひとりぼっち・・・

     ひとりぼっち、大賛成!!
     「舟木さんの歌≠演歌」というところで、時に歌曲、時に抒情歌、フォーク・・・心の襞々に
     深く入り込み、静かに慰めと励ましを与えてくれる曲は、まるで讃美歌の役目。 
     今回のステージでは、恋の歌も大いに楽しめる。 例えば、秋のこぬか雨に濡れながら、
     あてもなく夜汽車に乗ろうとしているわ・た・し・・・。
     
     日頃、ステージの奥に隠れて中々出てこられない曲に舟木さんが光を当てるだけで、こん
     なにも多彩で豊かな歌の世界が広がっていく。 こんなに豊かな歌の世界を楽しませて頂
     けるのも、舟木さんが世代の輝く星でありながら  ” 孤高のひとりぼっち ” なればこそ。
     大いに、” ひとりぼっち 万歳 !!” では、ないだろうか。