舟木一夫コンサート2017 ティアラこうとう/アプリコ | 満天の星Lovelyのブログ

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60周年をあれほどに輝かせながら61周年へと繋げていかれた舟木さん、本当にお見事でした!
2023年もこれからもずっと、素晴らしい夢時間を頂けますように・・・。

                          芸能生活55周年
         舟木一夫コンサート017 


               ティアラこうとう (大ホール)                                             2017.4.13(木)   14:00 18:00
               大田区民ホール・アプリコ                            
              2017.4.14(金)   14:00 18:00    
                        

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← ティアラこうとう
         
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                                      大田区民ホール・アプリコ

                         オープニング
                   清らかな青春 爽やかな青春 ~~~
                      ♪ 高校三年生
          
         この歌から55年経ったわけですが、本当のところは、足掛け55年です。 何でデビュー
     の日の6月5日から数えないのかというと、真ん中に正月が挟まっちゃうと2年掛りになる
     ようで。 桜も満開、いいお天気のところをようこそお出掛け下さいました。 時間の関係で
           出てこられない歌がいっぱいあるのですが、さっきの歌なんかは超優遇されている歌です
           ね。  冷たくされている歌もあるわけですよ。  その辺の歌を、テレビのニュースでどっかで
           聴いたことがあるでしょうが、、。
       

                         ♪ あゝ青春の胸の血は 
                         ♪ 修学旅行                         
                              ♪ 仲間たち                          
                              ♪ 君たちがいて僕がいた                     
                              ♪ 友を送る歌  

      今歌った♪ 友を送る歌  などは、こざっぱりして、いい歌ですね。 こういうタイプの歌
           が多いです。 年月が経っている分だけ、同じ歌でも同じようには聴いていない、というの
           がこちらにもよ~く分かります。
         55年、誰でも長く歌っていると、いろいろ思い出すことがありますね。
    今はあれだけの枚数のレコードを年間出すことはなくて、僕は13枚でしたね。 ひばり
     さんは、年間21枚、藤山一郎さんは年間24枚でした。 当時の輸送状況を考えると、
     同時発売があったはず。 僕らの先輩は、大変だったと思います。
     僕らがデビューした頃は、ゲタマイクというのがあったんですよ。
     昭和19年生れのみのもんたさんや、徳光さんなどと文化放送のあった赤坂あたりで本番
     直前まで徹夜マージャンしたり、、。 それで大丈夫だったんです。

     メドレーは使い勝手がいいので、7~8曲並べることが出来ます。 これもまたデビュー曲
     です。 

                         ♪ 水色の人
                                                       ♪ ブルートランペット                    
                                                       ♪ あいつと私                         
                                                       ♪ 雨の中に消えて
                                                       ♪ くちなしのバラード                     
                                                       ♪ たそがれの人                       
                                                       ♪ その人は昔のテーマ  

    おととい、12月新橋演舞場のスチール撮りがあったので、今日は階段の昇り降りが辛い
     ですね。裃(かみしも)を着てじっとしていなくてはいけないし、大石内蔵助が太鼓持っていま
     すからね。 次の日に凄く痛くなっているから、まだ若いんだろうけど。 昇るのはいいけど、
     降りるのがね。 ちょっと、体操しておこう。 時代劇は何かしら動くからいいけど、スチール
           となると座りっぱなし。 いいかげん、じいさんですからね私も。NHKの大河ドラマで矢頭
     右衛門七をやったあの美少年はどこへ、(微)と書いて微少年だったのか。

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イメージ 7    大石内蔵助を演じられた時の、長谷川一夫さんや
    片岡知恵蔵さんのお話
     ”一力(いちりき)や” の扮装で酔っ払っている場面は
    にこやかで、一力のとこだけまだ若という感じがす
    る。 やっぱり地が美しいと困るな~~(拍手) 
    心にもない拍手を、、。

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← 討ち入りを終わって吉良の首級を掲げ引き揚げる
   浪士たち。 伝説となった名場面。

   (「NHK大河ドラマ大全」 NHK出版より)

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       桶屋の鬼吉も、だんだんしんどくなってくる。                          
       来年からは二部構成だけど、お昼だけにしないと、                                                     
       こちらだけの問題ではありませんからね。 
       そろそろ、そちらもきつくなって。



          スタンディング&サインボール投げ                        
                ♪ 銭形平次
                              ♪ 夏子の季節

    今年だけ、55THと書いてあるボールです。 
     例によって私の色紙は、夕べ書きました。
     ♪ 銭形平次は、 タキシードを着ていても何を着ていても、外す訳にはいかない歌です。
     21歳のときから主題歌を歌ってきて随分時代劇をやって来ましたが、75まで持つかな、
     持たないかな? とりあえず、コンサートは大丈夫かな? という気はする。 1ヶ月公演
     を今、年に2本、これは年1回にしないと持たない、、、お互いに、思えば遠くへ来たもん
     だ、、。

     19のとき、こんな歌を歌わされました。 20代に入って、一気に花開いた。 日本の四季
     の美しかった頃の歌を、3~4つ、並べてみました。

                          ♪ 初 恋
                          ♪  あゝりんどうの花咲けど
                               ♪ 夕 笛
                          ♪  絶 唱

          あとの2曲は、映画の中からです。 21のとき、、若い頃は写真もつるっとしていた。声も
      つるっとしていた。 ゆで卵だったのが、スクランブルエッグになったような、、よく判らない。
            55周年だからといって、とくにどうという気持ちはないんです、実は。
      不純な動機で入って、 歌が好きで好きで入ったわけじゃありませんが、でも根が好きでな
            いと長くは続かない。 ” オレはこんなに歌が好きだったんだ ” とやっと気が付いたのは、
      60も半ばになってから。 とりあえず、あと、なか2年は、何となくいけそうな気がする。
      60周年となると、そのとき僕は77。 空舞台を見るわけにもいかないし、お客様が一人
            もいない客席に向って、何やるんだということです。 ひとえに、一対でないと成立しない
            こと。

      60周年では、バンドのメンバーの一人や二人、、、(よっちんさんが、ふざけてチーンと
      鳴らす)、そのとき皆さんは会場へたどり着ける体力が、、お互いに、頑張りましょう。
    どうぞ、フランクなお付き合いを。 これからも、少しのん気に付き合っていければ、、。

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     大田アプリコ夜の部では、♪  あゝりんどうの花咲けど の
      一番の歌詞がどうしても出て来ず、2番、3番の歌詞で歌わ
      れた。
 
      結局は、2番3番の歌詞で歌っちゃいました。 
      バンド、止めるんじゃなかった。 根が正直なもんだから、、
      与太話はこのくらいにして、、、



     青春というと、外せないものに ” 恋 ” がありますが、男と女が初めて向き合う初恋なん
      てものは、大体は寸法が合ってないからグシャリとなる。
      恋に限らず、あの頃への愛しさは、無くなってはいない。 降り積もっていただけ、最近は
      そう思うようになりましたね。 そのあたりの歌を、、。

                          ♪ 花咲く乙女たち  
                           ♪ 東京は恋する
                                          ♪ 北国の街
                                                     ♪ 哀愁の夜
                                                    ♪ 高原のお嬢さん
                                                                    イメージ 12
      ♪ 高原のお嬢さん  では、山内 賢さん、西尾三枝子
   さんなどと、 ♪ 東京は恋する では、伊藤るり子さん
   などと共演しました。 みんな、それほど歳は違わない。 
   
   イメージ 13吉永小百合さん、
   松原智恵子さん、
   和泉雅子さんの
   ” 日活3人娘 ” の
   後にということで、
   伊藤るり子さんが
   出てこられました。 

  
   
   共演は、マコちゃんとが一番多い。 
   最近会うと、俺は本当この人とラブシーンをしたのか
   と、、、お互い様ですが。



     時が経つと、悪いことばかりではありません。 年齢とキャリアが出来てこないと、やれない
     こともあります。 これから先は、時間もお金も自分のために使ってください。
     
    デビューの頃は、黄色い声援でしたが、最近は黄色くない。 ま、いいか。 男も女も免許
     皆伝、もちろん僕も、一日でも長く皆さんの前で歌を歌えるようにします。  

     やっぱり長くお客様の前で歌うとなると、それなりにヴァリエーションがあって歌わないと
     厳しい面があります。 数年は不安でしたよ。 いつまで詰襟で歌えばいいのかと。 
          ♪ 高原のお嬢さんが出て、ほっとしました。 流行歌の裾のが広いころ、第4期黄金時代
     にデビューできて幸せでした。 あの頃の歌は、あの時の僕達の今の歌でした。 僕ら
     今の歌はどんな歌があるか、ちらちら考えますが、なかなか出会わない。    

     次の2曲あたりが、そうなんじゃないかという気がしています。  ♪ みんな旅人 は、僕の
     正直な心境を書いたもの、 2曲目は♪ 春はまた君を彩る 。
     今回は、その2曲を並べてラストブロックにしました。  

                                                        ♪ みんな旅人
                           ♪ 春はまた君を彩る

     あれこれお聴かせしましたが、今日はこれで。
     まだしばらくは旅は続きそうですので、どうぞお付き合いをよろしく。

                              アンコール
                           ♪ 高校三年生
                           ♪ 学園広場

        アンコールは2曲とも、一番は舟木さんが客席へマイクを向けて下さるので、スローテンポ
     の大合唱となる。 ホール全体にゆっくり廻るレーザー光線と、七色のライトの眩いばかり
     のステージで歌われる♪ 学園広場    ・・・ いつも、必ず夢空間にいざなって下さる舟木
          さんに、連夜の乾杯を!!  コンサートは暫らくお預けで、いよいよ新歌舞伎座へ。


                  大田区民ホール・アプリコ 
                    5.2(火) 再


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          アプリコ の周りも、早や新緑の季節になっていた。

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 イメージ 14   大田区民ホール・アプリコと、隣の商業ビル
    ニッセイアロマスクエアは、かつて、松竹
    キネマ蒲田撮影所があったところ。
    蒲田は「キネマの都」であった。

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 ↑ 当時、撮影所の正門前を
 流れていた逆川(さかさがわ)に架
 かっていた「松竹橋」を模した
 橋                       区民ホール・アプリコに設置された
                         「松竹橋親柱」              

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               アプリコ地下1Fの展示ジオラマ

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     アロマスクエア隣のビル壁面に描かれている松竹キネマ蒲田撮影所

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    松竹キネマ蒲田撮影所の歴史は、1920(大正9)年から1936(昭和11)年までの間
    であったが、撮影所周辺には何人もの俳優や関係者が住み、モダンな商店などが立ち
    並び華やかで活気のある街ということであった。

    舟木さんのコンサートでしかご縁のなかった蒲田も、その昔は映画の街、「キネマの天地」
    であった。 JR蒲田駅に流れる「蒲田行進曲」も、喧騒でなかなか耳に入らないことが多か
    ったが、今度はしっかり聴いて来た。  次回コンサートの折には、地下1階の蒲田撮影所
    展示ジオラマもどうぞ、、。