みなと・よこはま ⑦
~ 横浜港 2013・5・3 ~
みなと・よこはまには、桜木町駅前から”港の見える丘公園”まで、
横浜の歴史を堪能できる約3kmの散策ルートが整備されている。
赤レンガ倉庫など歴史的建造物も数多く点在するその散策路は、
「開港の道」と名付けられている。 そのうち、新港地区と山下公園を結ぶ約500mの高架の遊歩道が
「山下臨港線プロムナード」である。
山下公園から”山下臨港線プロムナード”へ
氷川丸の向こうに広がる横浜港
「山下臨港線プロムナード」は、港からの貨物輸送のために敷かれた、
ほとんどが高架の旧国鉄山下臨港線の跡地を利用して設置された。
そのため山下公園の西端または大さん橋付近から、階段やスロープ
で遊歩道に上がり、ビルの2~3階の高さから横浜港を見下ろす感じの、
高架の遊歩道となっている。
山下公園から ”山下臨港線プロムナード”に上がって写した横浜港 右:横浜ベイブリッジ
少しずつ左に移動して写した横浜港
下の「象の鼻テラス」で寛ぐ人々
”山下臨港線プロムナード” より横浜ベイブリッジを臨む
大さん橋右側の横浜港
大さん橋埠頭ビル付近の小型の船
大さん橋国際客船ターミナルの前に停まる白い船
大さん橋 左側は「象の鼻地区」
象の鼻
大さん橋国際客船ターミナルの付け根から、赤レンガ倉庫方面に向かって
弓なりに伸びる防波堤が「象の鼻」。防波堤で囲まれる水面に面した一帯が
「象の鼻地区」である。
幕末、ペリー提督が2度目の来日で初めて横浜に上陸したのが、この「象の
鼻地区」。 開国以来、多くの外国人が訪れ諸外国との貿易の中心地、横浜
で最初の本格的な波止場となった。
横浜の港は、ここ「象の鼻地区」から始まった!
外国船も入ってきて賑わう象の鼻地区
向こうは大さん橋国際客船ターミナル
あ~やっと繋がりました、ペリー提督!
幕末、黒船、開国、日米修好通商条約、、、。
芝・増上寺近くにある胸像、開国広場にある条約記念碑などで、少しはあなたにお近づきに
なっていたとは思っておりましたが、
マシュー・ぺりー様、あなたが1年後再訪のお約束を半年に縮めて上陸されたのは、この
「象の鼻」だったのですね?
黒船を率いて鎖国の日本に姿を現し、幕府や当時の人々をとてつもないパニックに陥れたのは、
ここ「象の鼻」からだったのですね!
あなたの慇懃無礼、脅威のご訪問以来、幕末の日本は揺れに揺れ、開国か攘夷か、国を
挙げての十数年の動乱期に入りました。その結果は、革命ともいえる政権交代でした。
舟木さんの「赤い靴」絡みでみなと・よこはまにお邪魔していてこんな流れに気付くなんて、
随分と長い長い道のりでした~~~。
このことが、もっと必要な時期に結びついていれば、乏しい知識をあんなに右往左往させない
でも済んだのに、、と少しばかり恨めしくもありますよ。
でも、舟木一夫さんて凄いでしょ。
彼は歌い手さんですけど、そのお仕事の幅の広さで、何処にでも、何にでも繋がってしまうの
ですから。音楽はもちろん、文学でも、歴史でも、、。
でも、ぺりーさんとお話することになるなんて、思いもよらないことでしたけどね、、。
じゃ、みなと・よこはまのご紹介をもう少ししたいので、先を急ぎますね。
ぺりーさん、ごきげんよう!!