シリーズ 日本の歌謡史を彩った作家達
於:府中の森芸術劇場
2012.11.19 2012.12.2 NHKBSプレミアム放映
日本に流行歌が誕生して、およそ100年。
巷に流れた歌は、日本人の歩みとともに生き続け、わたくしたちの心に
歓びと希望を運んでくれました。
そんな歌を白紙の原稿用紙と五線譜から生み出したのは、作詞家と作曲家の
皆さんでした。
偉大なる歌人たちに感謝を込めて、その素晴らしい作品をお聴きいただきま
す。
(葛西聖司氏ナレーションより・・・「高校三年生」のピアノメロディに乗せて)
舟木さんはこのステージのトップバッターで、「修学旅行」からスタート。
司会者のお二人と、遠藤先生との懐かしいエピソードをお話された。
「舟木一夫」という名前のお話、「高校三年生」という曲のお話。
『 舟木さんの歌を聴くと、青春の日々が戻ってきます 』
という葛西氏の言葉を受けて、
「仲間たち」、「あゝ青春の胸の血は」、「学園広場」の3曲を続けて。
フィナーレは、もちろん「高校三年生」。
1番は舟木さん、2番からは皆さんで。
遠藤実特集となれば、やはり舟木さんの歌は別枠の構成となり、フィナーレは
「高校三年生」の大合唱である。
「学園広場」を歌い終わったときからの熱い拍手。
ラストを飾るに相応しい「高校三年生」の大歓声の中、満面の笑みの舟木さん。
舟木さんは、” ずっと風邪気味 ” と言われていたし、アップでの表情は、まだ
少し コンサートでのお疲れが残っていたように見受けられた。
それに実際は、緞帳が下りるまでもう少しフィナーレは熱く長く続いていたが、
あの熱気も、テレビを通してだから完全に再現することは無理なのだろう。
しかし、舟木さんのとびきりの笑顔は健在であったし、観客席の方々の、なんと
も幸せそうな笑顔の数々も、しっかりと映し出されていた。
大晦日の紅白の出場は無いが、
24日(月・祝)には、先日の越谷コンサートで
取材が入っていたといわれる、
「 思い出のメロディが語る昭和史
『高校三年生』 」が放映される。
(NHK総合午後5:00~5:45)
素敵なクリスマス・プレゼントになりそうで
ある。
今年は、舟木さんがテレビに登場して
下さる回数が多かった。
50年も元気で歌い続けていることが
全国の方に判って貰えるチャンスを頂
けて、本当に良かったと思う。
後は、少しでも長く私たちに
” 歓びと希望を運ぶ歌声 ”
を届けて頂きたいと願うばかりである。