銀座シネパトス② | 満天の星Lovelyのブログ

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60周年をあれほどに輝かせながら61周年へと繋げていかれた舟木さん、本当にお見事でした!
2023年もこれからもずっと、素晴らしい夢時間を頂けますように・・・。

                銀座シネパトス ②
 
 
 
     デビュー50周年記念 ともに歩んだ青春の一ページ
       スクリーンで観る  舟木一夫時代を彩ったヒロインたち
 
 
    10月20日(土)     「君たちがいて僕がいた」
                  「夢のハワイで盆踊り」
     
             14:00  本間千代子 ひのきしんじ トークショー
 
 
 
 銀座シネパトス1  「今日の名画座」
 絶賛上映中  今日は特別トークショーあり
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                                    館内のご意見、アンケートBOX
                                    閉館までの上映リクエストも受け付けている
                                  
 
                    館内に この映画の写真が集めてあった  
   
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    10:15より上映開始
    「君たちがいて僕がいた」 は最初から スクリーンに詰襟舟木さんのきりっとした右横顔姿。
    ため息と拍手。続いて可愛いセーラー服の本間さん。
    ここで、一気に50年前にタイムスリップ。 青春が戻ってくる。
    東映映画なのに舟木一夫(コロンビア)の名前が最初に出て、嬉しい。  
 
    「夢のハワイで盆踊り」 で、超娯楽映画を楽しく見たあと、いよいよトークショー開始。
    もちろん客席は立ち見席が出ている。 右手のドアから、後援会の方に先導されて 
    本間さん ひのきさん登場。  赤いジャケットとショートカットの若々しい本間さん。 
 
    ひのきさんから、今日のこの企画の立役者、鈴木支配人に感謝の言葉がある。
    この企画が実現するまで、やはり相当のご苦労だったようで、支配人の粘り勝ちに感謝である。
 
    本間さんによると、実は、舟木さんと本間さんとのお二人の個人的な思い出はあまり出来なかった、
    ということである。トークはそのこともあって、二つの映画の舞台となった小田原やハワイのロケ、 映画
    撮影の様子を中心に、記憶をたどりながら、また質問を受けながら、当時を思い出して語って
    いただいた。
    お互いの忙しさのために、二人で交わす個人的な会話は成立しなかったことについては、スターの
    周りを関係者が取り囲んでしまう芸能界のシステム(これは今でもあまり変わっていないようである)
    も関係している、というひのきさんのフォローの説明もあった。
 
    しかしそんな事情はどうであれ、ファンは 「チョコちゃん、私の舟木さんにあまりベタベタしないでよ!」
    と舟木さん相手役の本間さんに、やきもちを焼いてしまった。 
    それくらい舟木さんが素敵で、本間さんは可愛かったということだろう。 
    事実、きりりとした舟木さんとキュートな本間さんは、”あんなに素敵で可愛い高校生がいるかしらん”
    (だからこそスターなのだが)と思うくらい、この映画でフレッシュな爽やかさを振りまいている。
    
                ~~ みんなみんな若かった! あれは青春さ !! ~~
 
    当時の二人のコンビは、それくらいスクリーンでは相当お似合いの雰囲気だったのだろうし、ラジオ
    でもしばらくお二人のトーク番組があった。
    だから、素顔の舟木さんのお話が聞けるかな、と期待していたが、どうやら二人の間にはプライベート
    な時間は流れなかったようである。                                     
 
    しかしその頃、お二人の青春映画を楽しませてもらった世代が、こうしてまたあの頃の映画を見られ、
    67歳の今も若々しく、お綺麗な本間さんに会えるのは嬉しいことだ。
    幼ななじみでもあるご主人のひのきさんによると、本間さんは今も昔も変わらず、映画と同じように
    ”上から目線” ということであるが。
 
    撮影用、お仕事上のコンビであったにしろ、スクリーンで仲良く共演した舟木さんと本間さん。  
    それぞれの50年に別々の時間が流れて、手にしたものも同じものあり、違うものあり・・。
 
    それだからこそ、ひのきさんが、   
    「 舟木さんには、ご自分で歌を作ってほしくない 」 と言われた言葉は、聴かなかったことに
    したい。
    ある程度のキャリアを持つと、歌手はみんな自分で歌を作りたがる、、とお話された後に続いた言葉
    であるが、強い違和感が残ってしまった。
    
 
    舟木さんが、ご自分で作られた曲のアルバムは「WHITE」シリーズであるが、この自作の曲集
    「WHITE」シリーズこそ、舟木さんが辛うじて生きる支えとしてきた曲の塊である。ファンに対して
    ”僕の心をあるがまま(WHITEに)、真っ直ぐに伝えたい” との舟木さんの想いが詰まった曲集
    であるからこその「WHITE」。
    もちろん好き嫌いはあるが、舟木さんを知る人たちはみんなあの曲集に舟木さんの心を察し、
    苦しい時代を必死にもがいて生きる上田成幸を見る。
    上田成幸である舟木さんの言葉の一つ一つに自分自身を投影し、深いところで自分の支えとしている
    方たちは多いはずだ。
 
 
    舟木さんのステージ用に作られた曲とはいえ、私たちは ”舟木さんの心の叫び” を聞いている。
    CD売り上げを伸ばすための曲ではないし、それでいいのだと納得して聴き、それぞれに自分を支える
    言葉を、フレーズを噛み締める。
    音楽プロデューサーとしてのひのきさんには食指は動かないだろうが、舟木さんファンの心の中を探る
    つもりで、是非「WHITE」シリーズをお聴きいただきたいものである。
    舟木さんが、山の頂上もどん底の谷も味わいながら、こうして同世代に圧倒的な支持を受ける秘密
    の一端、いやその真髄が何なのか、わかっていただけると思う。
 
    年を経てもいつまでも失われない感性の瑞々しさ。
    舟木さんと私たちは、その ” 感性の瑞々しさ ” をお互いに共有出来ていると思うのだが、そのことを、
    改めて舟木さんに感謝したい思いである。
 
 
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   三原橋地下街      チケット売り場      銀座シネパトス2~
 
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          今日のシネパトスは大盛況であり、これは大混雑が
          少々収まったところ。
 
 
 
     今回の舟木さん映画特集は7パターンある。
 
         ① 「夕笛」         「仲間たち」
         ② 「友を送る歌」     「哀愁の夜」
         ③ 「君たちがいて僕がいた」   「夢のハワイで盆踊り」
 
   あと、4パターンが残っている。
   しかし、「青春の鐘」が見られない。昨年、一昨年の特集でも上映されて
   いないようだから、「青春の鐘」をリクエストするのも、いいかも知れない。
   リクエストは、最後まで舟木さん映画特集を楽しませていただいて、それから
   ゆっくり考えることにしよう。