舟木さんの曲で東京散歩
~ 花咲く乙女たち ~ 椿山荘周辺
椿山荘の庭園を出て、神田川沿いの道を歩く。
緑豊かで静かな散歩道が続いている。
椿山荘庭園を出ると、隣の芭蕉庵へと坂道が続いている。
向こうから、ジョギングをする人が来る。
木漏れ日の中を、椿山荘庭園の方へジョギングする人たち
坂道を下ると 関口芭蕉庵
関口芭蕉庵正門
ふだんは閉まっているので、左横の通用門から入る。
松尾芭蕉は、30代の初め
神田川改修工事に参画して、
この地に約3年居住したとか。
芭蕉は、どうやら神田上水の
保守業務を請負い、改修工事
監督として、この地の水番屋に
住んでいたらしい。
この後すぐに深川に居住し、職業
としての俳諧師になったのだから、
もちろん「奥の細道」の旅に出る
十数年も前のことである。
とすれば、芭蕉は工事現場を仕切っていた人なのだろうか?
俳聖 松尾芭蕉と神田川の上水道工事が、どうも結びつかない。
関口芭蕉庵の横は
胸 突 坂
この胸突坂を登り切ると目白台である。
←右側の塀が芭蕉庵
胸突坂を挟んで 新江戸川公園 (細川家下屋敷跡)
公園入り口からすぐに細川家の庭園が広がり、 あじさいの道が続く
やはり見事な庭園のしつらえ
池の周りに咲く額あじさい
樹木の緑が水面に映える池のほとりの、あじさいの色は赤紫
こちらは青紫のあじさい
細川家「永青文庫」(細川家ゆかりの歴史資料、古美術品などを公開)
へ続く小径に咲く、色とりどりの あじさい
新江戸川公園からは、ずっと神田川遊歩道が続いていく→
椿山荘庭園 ~ 関口芭蕉庵 ~ 胸突坂 ~
~新江戸川公園(細川家下屋敷) ~神田川遊歩道
舟木さんがあじさいがお好きなら、もっとたくさんのあじさいを愛でてみたいもの、
と椿山荘庭園を出て坂道を下った。
木漏れ日の散歩道
「日本の歴史公園100選」にも選ばれている、細川家ゆかりの立派な庭園の
緑したたる樹木の中で、 とりどりのあじさいが梅雨の晴れ間の陽光にしっかりと
照り映えて、咲いていた。