「荒城の月」から | 満天の星Lovelyのブログ

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60周年をあれほどに輝かせながら61周年へと繋げていかれた舟木さん、本当にお見事でした!
2023年もこれからもずっと、素晴らしい夢時間を頂けますように・・・。

 
 
   春爛漫 桜の宴はにぎやかに続いて        イメージ 1
   酌み交わす盃
   天守閣に渡る 華やぎのさんざめき
 
   歳月を刻んだ松の枝の向こうから
   月影が射し込む
   過ぎ去った栄華の日々の面影を
   照らし出すかのように
 
 
   晩秋の陣営  渡り行く雁の鳴き声
   侍たちが天空に振りかざした白刃
   墓標代わりの主無き剣を
   あの月の光は                                     <会津城>
   白々と照らしていた
 
   
   夜更けて 荒れた城に月がかかる
   石垣を覆い尽くす蔦かずら
   嵐のように鳴る 松の枝
   風の音ばかりが 通り過ぎていく
 
 
   栄枯盛衰 人の世の移ろい
   今夜も 夜更けの月が
   荒れた城の 高殿を照らし出す 
   無常の中にも 月影は射し込む
   昔も今も 変わることなく
   白々と 煌々と