16日の木曜日、河津桜を撮りに伊豆方面まで行ってきました。

 

ここ数年、行きたい行きたいと思いつつ、なかなか行く事が出来なかった河津町。

もっと近くの大井松田でも良かったのですが、やっぱり河津桜は河津町で見たいという勝手な拘りがありまして・・・。

 

河津桜の原木。(ちょっと色調が悪いですが)

想像していたよりも大きく立派な印象でした。

樹齢約60年という事で、まだ若いんですね。

 

原木からのクローズアップ。

 

菜の花はまだ少なめのよう。

 

桜と菜の花のコラボは定番ですが、濃いピンクだとより一層綺麗ですね。

 

空も快晴で良かった。

 

下に流れる川の水も綺麗でした。

 

見頃と晴天が重なって、平日でも予想通りの混雑ぶりで、周辺の駐車場も満車ばかりでしたが、たまたま飛び込んだ所が空いた直後だったらしくてラッキーな面もありました。

自然渋滞から工事や事故渋滞など、往復9時間+滞在3時間=計12時間の長丁場で、さすがに疲れ果てましたが、やっぱり河津桜ならではの濃いピンクの花びらは綺麗で満足しました。

氷柱巡りの後に撮った天体写真を仕上げてみました。

 

今回対象に選んだのは、かみのけ座にあるM64(黒眼銀河)で、人の眼のようにも見える事から黒眼銀河の愛称が付いています。

 

 

比較的明るく大きな銀河ですが、かなり距離が離れている為に、相当大きな鏡筒でないと大きく写す事は出来ません。

今回は焦点距離1,600㎜(F8)の望遠鏡に35mmフルサイズのカメラで、APSサイズにクロップして撮影しています。

それでも小さめなので、少しトリミング。

 

※初めにアップした画像が明る過ぎて見えたので、少し背景部を暗くした画像に差し替えました。

 

出来の方は自分で見て、可もなく不可もなくという感じです。

銀河内部の構造は、もうちょっと出て欲しかったという気持ちもありますが、このくらい写ってくれれば悪くないかもしれません。

今回結果が悪ければ、今後一切銀河の撮影は諦めようかと思っていましたが、また撮影してみたくなりました。

先日金曜日は仕事が空いたので、秩父へ氷柱巡りと天体撮影に行ってきました。

 

最近知ったのですが、秩父三大氷柱と呼ばれているものがあって、その3か所全てを回りつつ夜は天体撮影をしようという目論見です。

 

まず初めに向かったのは、横瀬町の芦ヶ久保駅から程近い「あしがくぼ氷柱」。

道の駅に車を停めて、そこから徒歩5分程度の所にありました。

ちょっと太陽の位置が悪く、良い写真は撮れませんでしたが、氷柱初体験の身には良い足慣らしにはなったと思います。

 

 

 

 

陽が長くなったとはいえ明るいうちに写真も撮りたいので、足早に次の目的地である小鹿野町の「尾ノ内百景」へ向かいます。

(前のあしがくぼ氷柱同様こちらも駐車場は無料ですが、見学には200円を払います)

駐車場からさほど歩く事なく、ここのポイントでもある吊り橋が見えてきました。

定番ではありますが、やはり吊り橋を入れた写真を撮りたいところです。

吊り橋上で撮る時は、人が歩くと当然揺れるので、人が多い時は揺れが収まるのをじっくり待つ事も求められます。

撮影に夢中で怖さは感じませんでしたが、けっこう高さもあるので吊り橋の揺れが苦手な人はきついかもしれません。

 

 

 

 

けっこう陽も傾いてきたので、少し急ぎつつ3か所目の「三十槌の氷柱」へ。

先の2か所は曜日や時間の関係で、ライトアップを見る事が出来ませんでしたが、ラストの三十槌の氷柱はライトアップの撮影も目的にしていました。

(こちらは見学は無料ですが、駐車場は500円を支払います)

到着は確か16時半頃で、ライトアップは17時からなので丁度良かったかな。

それでも暗くなるにはまだまだ時間があるので、明るい時の様子を撮りながら待ちますが、じっとしていると寒くて辛い。

 

手前の小さめの方。

 

奥にある大きめの方。

 

ここは主に2か所氷柱エリアがあって、入り口から手前が小さめで奥の方はスケールの大きな氷柱が見られます。

ライトアップのパターンも異なっていて、小さめの方は短い周期で様々な色の変化があり、大きな方は5分おきくらいだったか、赤から青などと変化していくようです。

暫くは大きめの方で三脚を据えて撮っていましたが、個人的には手前の小さめの方が水面に映る様子も綺麗で良かったという印象を受けました。

 

これは奥の方の氷柱を遠めから。意外と遠めから撮った方が良いかも。

 

 

 

 

何度も切り上げようと思いカメラの電源を落としましたが、ちょっと移動するとまた撮りたくなってカメラをセットするという事を2・3度繰り返した結果、ライトアップ終了時間の19時(金曜日の場合)まで居座ってしまいました。

我ながら呆れたもんです(笑)

 

水面に映る様子も綺麗でした。

 

この他にも様々な色の変化がありました。

 

前の2か所は人の手が入った氷柱で、三十槌のみ天然だそうですが、やっぱり三十槌の氷柱が一番見応えがありました。

三十槌のみライトアップは12日まで(他はもう少し先まで)との事なので、出来ればもう一度というか他のライトアップも見てみたいところです。

三十槌の氷柱はお勧めですが、足場が所々凍っているので歩く際は細心の注意が必要だと思います。