夏休み中の食中毒に注意!~海水浴に持って行った「おにぎり」で食中毒 | 吹田市岸辺駅・コロナ禍でも安心してご利用頂ける店作りをしています

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事例

昨年、7月下旬、

海水浴にいった家族5名が、

昼食に持参した『おきに゛り』を食べたところ、

このうち3名が午後1時30分ごろから、

吐き気、おう吐、腹痛の症状で苦しみ始めました。

3名は近くの病院に運ばれ、食中毒と診断されました。

 

 

保健所が調査したところ、

患者3名の共通食は『おにぎり』のみであることがわかりました。

 

また、患者のおう吐物からは黄色ブドウ球菌が検出されました。

患者の症状や検査の結果から、

黄色ブドウ球菌による食中毒と決定しました。

 

 

原因

このおにぎりは、

母親が前日の夜12時ごろ自宅で作ったもので、

アルミホイルに包んで、朝まで台所に放置されていました。

当日、朝5時に家を出発し、

電車の中や海水浴場と

かなり高温の場所を持ち歩いた末に5人で食べていました。

おにぎりの調理中、

調理者の手などから黄色ブドウ球菌の汚染があり、

食べるまでの約12時間、

高温の条件下におかれたため増菌したものと考えられました。

 

 

 

防ぎ方

黄色ブドウ球菌は、

人の手や指、鼻前庭(鼻などの粘膜)にいます。

 

にぎりめしなど、手を使って食品を作るときは、

手の洗浄、消毒を十分に行い、

手袋やラップでくるみながら握るなど、

手が直接食品に触れないように作りましょう。

 

お母さんが作ってくれたおにぎりは

子供にとっては忘れられない思い出です

「おふろくの味」ってヤツですね♪

 

ちょっとした不注意で起きる食中毒は

ちゃんとした知識があれば防げますから

食中毒にならないように気を付けてください、

よろしくお願いします。