ご無沙汰しておりますm(_ _)m
すでに同じブログが投稿前に2回消えて、心が折れそうなキンタです…。
大変ご無沙汰しております。
あっという間に秋になってしまいました。
思えば自分が前回更新したのは1月末。
7か月ものブランクというのは過去最長かもしれません…。
すいません。
本当はもう少し駄文があったのですが、小一時間かけて書いたものが一瞬で、
それも2回もトんでしまうと、再び書き起こす気力がありません(笑)
そんなこんなで、この春夏を簡単に振り返りたいと思います。
3月
今年は例年よりも無理して半月ほど早く屋根張りを開始しました。
また、記憶にある方も多いかと思いますが、この3月には遅めの大雪が降りまして。
僕らの農場は6年目となりますが、今年初めて雪害というものに遭いました。
いやはや…何度見ても落ち込む光景です。(^^;
しかしそんなことも言っていられないので、気持ちを切り替えどんどん屋根を張り、終わり次第、種をまきました。
4月
春を迎え、立派なカモシカさんも畑に登場。
毎年恒例のタラの芽の出荷をしつつ、ほうれん草の収穫に向けての準備。
これまで、いかに栽培に不要なもの(病気・害虫など)を排除していくかを考えて作業してきましたが、今年は一度原点に立ち返り、せっかく土壌の精細な分析をしていただいているのだから、それを最大限に生かした農法を、という考え方に至りました。
その結果、昨年まで使用していた蒸気消毒器で土中の一切を殺してしまうのではなく、成分をきちんとコントロールすることで、たいていの病気や虫の「大きな被害」は回避できるのでは、という結論に。
ただ、僕は内心とてもびくびくしていました…(笑)
だって病気も害虫も、症状が出始めるとあっという間に1ハウス駄目になってしまうのですから…。
30日耐えられても、33日目には全滅なんてこともあるのですから…。
作業の合間を縫って、タラの木の移植も行いました。
タラの芽の促成栽培は、今後おそらく少しずつ縮小していくかもしれませんが、それでもまだまだ頑張ってもらう予定です!
5月
畑の隅ではほったらかしアスパラ君がにょきっと。
今年最初のハウスの収穫。
こ、これがなんと…収量100ケースを超えました!
この数字、今までの僕らのダントツ最高記録でした。
それまでの最高記録が80ケースほどで、通常1ハウスあたり40ケース取れたらOKなんです。それが100ケース超え…!
そしてこの月は、新しい事業であるシイタケ栽培用の棚を農場事務所に作りました。
ここで約1000ブロックの菌床が秋の収穫に向けてじっくり菌を蔓延?させています。
6月
梅雨入り。
今年の梅雨は、ここ数年あまり影響のなかったカビ系の病気に苦しめられました。
これまでうちのハウスでの大きな問題といえば、主にダニによる虫食いが多かったのですが、今年はかなりジメジメしていたのでしょう。
なかなか難しいものです…
ハウスとハウスの間に、防草シートを張ることにしました。
あまり期待していませんでしたが、こいつ、なかなか頑張ってくれています。
そして、これまで頑張ってくれた社用車、ランサーさんが寿命を迎えられました。
おつかれさま…
7月
ひたすら取ってひたすら出荷。
外部からの委託事業であるブルーベリーもちょい忙し。
みんな、身も心も余裕がないくらい大忙し。
おかげで顔も真っ黒でした(笑)
8月
今年は50年に1度の勢力といわれた台風が来日。
どういうわけか飛騨はここ最近、台風による被害は比較的少なく
(直撃するととんでもない被害が出るんですけど…)
今回も大したことありませんでした。
春にハウスをつぶしてしまっている僕らはこれ以上被害を出すわけにもいかず、最後の最後まで迷いましたが、結局は外さずに正解でした。
そして今年も毎年恒例の出荷ストップ…。
今年は、今年こそは止めずに出そう!と臨んだ夏でした。
出荷停止の連絡をする際には不思議なくらいに泣けてきて、
でも、ぼろぼろの顔の反面、心の中ではどういうわけか
「ああ、自分はこの仕事に対してこんなにも思い入れがあったんだ」と、
冷静に客観視している自分がいたりして。
自分も知らない自分にちょっとだけ会えた夏でした。
そんなことはさておき、仕事は仕事です。
僕らは、僕らのほうれん草を認めてくれている人たちのもとへ、確実にほうれん草を出荷する義務があります。
そしてそれが僕らの仕事であり、どんなに綺麗事でまとめようと、作物を出せるかどうか、それがすべてです。
来年こそはきっと止めることなく夏を超えてみせます。
そうなると…いよいよ年間の休みは50日を切るなぁ…(笑)
でも一日も早く、そういう農家になりたいです。
さて、駆け足で振り返ってみましたが、そんな今年も早くも秋なのです。
↑半月前まではこんな立派な入道雲が浮かんでいたのに、
↓十五夜の頃にはもうすっかり秋。
これからはもうちょっとマメに更新します…^^;
大変ご無沙汰しております。
あっという間に秋になってしまいました。
思えば自分が前回更新したのは1月末。
7か月ものブランクというのは過去最長かもしれません…。
すいません。
本当はもう少し駄文があったのですが、小一時間かけて書いたものが一瞬で、
それも2回もトんでしまうと、再び書き起こす気力がありません(笑)
そんなこんなで、この春夏を簡単に振り返りたいと思います。
3月
今年は例年よりも無理して半月ほど早く屋根張りを開始しました。
また、記憶にある方も多いかと思いますが、この3月には遅めの大雪が降りまして。
僕らの農場は6年目となりますが、今年初めて雪害というものに遭いました。
いやはや…何度見ても落ち込む光景です。(^^;
しかしそんなことも言っていられないので、気持ちを切り替えどんどん屋根を張り、終わり次第、種をまきました。
4月
春を迎え、立派なカモシカさんも畑に登場。
毎年恒例のタラの芽の出荷をしつつ、ほうれん草の収穫に向けての準備。
これまで、いかに栽培に不要なもの(病気・害虫など)を排除していくかを考えて作業してきましたが、今年は一度原点に立ち返り、せっかく土壌の精細な分析をしていただいているのだから、それを最大限に生かした農法を、という考え方に至りました。
その結果、昨年まで使用していた蒸気消毒器で土中の一切を殺してしまうのではなく、成分をきちんとコントロールすることで、たいていの病気や虫の「大きな被害」は回避できるのでは、という結論に。
ただ、僕は内心とてもびくびくしていました…(笑)
だって病気も害虫も、症状が出始めるとあっという間に1ハウス駄目になってしまうのですから…。
30日耐えられても、33日目には全滅なんてこともあるのですから…。
作業の合間を縫って、タラの木の移植も行いました。
タラの芽の促成栽培は、今後おそらく少しずつ縮小していくかもしれませんが、それでもまだまだ頑張ってもらう予定です!
5月
畑の隅ではほったらかしアスパラ君がにょきっと。
今年最初のハウスの収穫。
こ、これがなんと…収量100ケースを超えました!
この数字、今までの僕らのダントツ最高記録でした。
それまでの最高記録が80ケースほどで、通常1ハウスあたり40ケース取れたらOKなんです。それが100ケース超え…!
そしてこの月は、新しい事業であるシイタケ栽培用の棚を農場事務所に作りました。
ここで約1000ブロックの菌床が秋の収穫に向けてじっくり菌を蔓延?させています。
6月
梅雨入り。
今年の梅雨は、ここ数年あまり影響のなかったカビ系の病気に苦しめられました。
これまでうちのハウスでの大きな問題といえば、主にダニによる虫食いが多かったのですが、今年はかなりジメジメしていたのでしょう。
なかなか難しいものです…
ハウスとハウスの間に、防草シートを張ることにしました。
あまり期待していませんでしたが、こいつ、なかなか頑張ってくれています。
そして、これまで頑張ってくれた社用車、ランサーさんが寿命を迎えられました。
おつかれさま…
7月
ひたすら取ってひたすら出荷。
外部からの委託事業であるブルーベリーもちょい忙し。
みんな、身も心も余裕がないくらい大忙し。
おかげで顔も真っ黒でした(笑)
8月
今年は50年に1度の勢力といわれた台風が来日。
どういうわけか飛騨はここ最近、台風による被害は比較的少なく
(直撃するととんでもない被害が出るんですけど…)
今回も大したことありませんでした。
春にハウスをつぶしてしまっている僕らはこれ以上被害を出すわけにもいかず、最後の最後まで迷いましたが、結局は外さずに正解でした。
そして今年も毎年恒例の出荷ストップ…。
今年は、今年こそは止めずに出そう!と臨んだ夏でした。
出荷停止の連絡をする際には不思議なくらいに泣けてきて、
でも、ぼろぼろの顔の反面、心の中ではどういうわけか
「ああ、自分はこの仕事に対してこんなにも思い入れがあったんだ」と、
冷静に客観視している自分がいたりして。
自分も知らない自分にちょっとだけ会えた夏でした。
そんなことはさておき、仕事は仕事です。
僕らは、僕らのほうれん草を認めてくれている人たちのもとへ、確実にほうれん草を出荷する義務があります。
そしてそれが僕らの仕事であり、どんなに綺麗事でまとめようと、作物を出せるかどうか、それがすべてです。
来年こそはきっと止めることなく夏を超えてみせます。
そうなると…いよいよ年間の休みは50日を切るなぁ…(笑)
でも一日も早く、そういう農家になりたいです。
さて、駆け足で振り返ってみましたが、そんな今年も早くも秋なのです。
↑半月前まではこんな立派な入道雲が浮かんでいたのに、
↓十五夜の頃にはもうすっかり秋。
これからはもうちょっとマメに更新します…^^;