【歴史的な日】
2024年8月5日は日経平均株価が大きく下落し、歴史的な一日となりました。
リーマンショックを乗り越えている方は大したことないと感じているかもしれません。一方で、新NISAで投資を始めた方は、相当動揺されたと思います。
私たち夫婦も新NISA以前に投資は始めていたものの、リーマンショックの時は学生だったので、ここまでの下落は人生で初めてでした。
先日の記事でお伝えしましたが損失を全て合わせると、数百万円単位に及びます…(数千万円、数億円単位で損失されている方もいらっしゃると思いますが…)
【長期・分散・積立】
こういう時だからこそ、思い出していただきたいのがインデックス投資こそ「長期・分散・積立」です。このセオリー通り動くことが最も重要だと私は考えています。理由としては、これまでの歴史が証明してくれていますが「長期・分散・積立」を継続していれば、インデックス投資の結果はプラスになる可能性が圧倒的に高まるからです。
【再確認】
今回の下落相場で動揺してしまった方は、改めて確認して欲しいことが3点あります。
①.無理のない範囲で投資を行っているか
→まずは投資を行う前に、生活防衛資金を確保しましょう。目安は人それぞれですが、我が家は妻の意向もあり、(生活費+固定費)×12ヶ月を現金で保有しています。その上で収入の何割であれば、無理なく投資に回せるか計算されることをオススメします。
②.リスク許容度について
→リスク許容度とは、自分自身が許容できるリスクとリターンの振れ幅のことを指します。これは人の価値観によって異なり、株式の場合だと今回のような大幅下落が今後も想定されるため、心理的にハードルが高いのであれば、別の方法で資産形成しても良いと思います。
③.運用益に依存した生活基盤にはなっていないか
→早期リタイアを目標とされる方が増えておりますが、より入念な準備が必要と言えます。FIREしたものの、下落相場で元本が全て無くなってしまったら目も当てられません。特に若い方(20代〜40代)は、この先どうなるか分かりませんので、本業や副業で安定的な収入を確保した上で投資すべきだと考えています。
インデックス投資を中心に資産運用されている方は今一度、上記3点について再確認し、それに加えて「長期・分散・積立」を意識しながら過ごしてみてはいかがでしょうか!