<<<記事要約>>>
・3社とも2030年までの用地取得については完了
・工事費については2028年まで確定済
・都心を中心に大規模再開発が控えている
・港区、中央区、渋谷区、千代田区の新築マンション価格はほぼ値上がり間違いなし
<<<経営計画>>>
財閥系デベロッパー3社の経営計画について一部共有させていただきます。
3社とも2020年代後半〜2030年までの再開発プロジェクトに向けて既に動き出しており、工事の発注に関しても完了しております。
また、都心は交通インフラが整っており、さらなる人口流入も望めるため今後も力を入れて開発していくそうです。(特に都心6区に集中しております)
【三菱地所】
(三菱地所HPより出典)
【三井不動産】
(三井不動産HPより出典)
【住友不動産】
(住友不動産HPより出典)
<<<建築費指数>>>
マンション建築費は2024年4月は前月比で横ばいでした。そのため2024年3月分で確認すると、過去最高値を更新しております。また、前年同月比では6.9%の伸び率となっています。
主な要因は「人手不足による人件費高騰」です。
この人手不足については簡単には解消されない問題ですので、今後もマンション建築費は高値が続くことが予想されます。
(日本経済新聞より引用)
<<<まとめ>>>
財閥系デベロッパー3社は2030年までの大規模再開発プロジェクトを既に走らせております。
その中心は港区や千代田区、中央区をはじめとする都心6区であり、今後もさらなる進化が望まれます。
また、用地取得費用が上昇しているだけでなく、過去最高値を更新している現時点で工事費を確定しているわけですから今後の新築マンション価格はほぼ間違いなく上がります。
家は「住まい」ですので、資産性を第一に判断すべきではないと考えております。(全く資産性を意識せずに叶えたい暮らしを実現させるのも選択肢として素晴らしいと思います)
もし、理想の暮らしを確保した上で資産性を意識されるのであれば今後の新築マンション価格はさらに値上がりしますので、可能な限り早めに無理のない範囲でポジションセットしてしまうことをおすすめします。そして余剰資金を株式や債券、ゴールドなどに回すのが、良いのではないかと私たち夫婦は考えております。(決して購入することが最適解というわけではありません。)