<<<記事要約>>>

・商品名 Traces S&P500トップ10インデックス

・S&P500社の上位、10社だけに投資する商品

・時価総額加重平均

・信託報酬が0.10725%/年

・SBI証券、楽天証券、マネックス証券で購入可



<<<はじめに>>>

今回は日興アセットマネジメントから販売されるTracers S&P500トップ10インデックス(以下S&P10)についての記事となります!

現時点で想定される構成銘柄や他の投資信託と比較し、私なりの考えをお伝えしたいと思います。



<<<商品内容>>>

シンプルに申し上げると
「S&P500の時価総額上位10社に投資する商品」
となります。(図1参照)

・構成銘柄の見直し:毎年6月に実施

・構成比率の調整:年4回実施

・信託報酬:0.10725%/年(税込)


※スピンオフされるケースもあり実際の構成銘柄は12社


図1

(日興アセットマネジメントHPより引用)




<<<比較>>>


【S&P10vsS&P500】


運用成績はS&P500より良いです。(図2参照)

ただ、注意していただきたいのが上位10社に集中投資しているのでボラティリティはその分大きくなります。一喜一憂したくない人には向いてません。


図2

(日興アセットマネジメントHPより引用)



【S&P10vsFANG+】


構成銘柄をみると以前、お伝えしたFANG+と似ているよう感じます。(図3参照)

S&P10とFANG+の違いについては以下のとおりです。特に運用管理費用に大きな差があるように感じます。

【組入比率】
S&P10:時価総額加重平均
FANG+:均等加重平均

【運用管理費用】
S&P10:0.10725%/年
FANG+:0.7755%/年

図3

(SBI証券より引用)



【S&P10vsNASDAQ100】

運用成績と最大下落率についてはNASDAQ100に軍配が上がっております。(図4.5参照)
ただ、信託報酬はpay pay投信NASDAQ100で
0.2024%なのでS&P10の方が低いです。


図4


図5

(Xより引用)




<<<まとめ>>>

2024年5月16日が設定日となっているので、SBI証券や楽天証券、マネックス証券で購入可能です。
現在、私たち夫婦はNASDAQ100に投資をしておりますが成績や下落率を比較すると、このまま路線を変えず突き進んでいこうと考えております。

一方でFANG+をご購入されているのであれば運用管理費用に差があるので乗り換えても良いのかなという印象です。

※あくまで最終的なご判断は個人でお願いいたします。