<<<記事要約>>>
・2024年3月、東京地区のマンション建築費指数が過去最高を更新
・前年同月比で伸び率は6.9%
・人手不足を背景とした人件費高騰が止まらない
・都心不動産は高止まりがほぼ確実
【前回の記事はこちら】
<<<最高値更新>>>
2015年=100とした場合にどれだけ上昇・下落幅があるのかを示すのが建築費指数です。
前回の記事でもお伝えしましたが2024年2月は前月比で横ばいという結果になりました。2024年3月は人手不足を背景に過去最高値を更新しております。
特に生コンクリートを流し入れるための枠を型枠合版から作る型枠大工が不足しており、その費用が上昇しています。
※建築費指数には建設に使う原材料価格や建屋の組み立て、空調設備、人件費などすべてのコストが含まれています。
<<<今後>>>
今回のデータは東京地区の建築費指数になります。現時点での建築コストは少なくとも今後2〜3年以内に供給される新築マンション価格に反映されるため、高止まり・価格上昇はほぼ確実です。
以前より申し上げているとおり、このタイミングで都心に不動産を購入すべきか悩まれている方は是非とも前向きにご検討されることをオススメします。(数年以内に悩むことすらできない状況になる可能性は十分に考えられます)
港区や中央区を中心に都心では大規模再開発が控えております。私たち夫婦も楽しみにしているプロジェクトがあるだけに建築費指数は常に注視し、情報発信していきたいと思います。