<<<はじめに>>>

先日、東京23区の新築マンション価格が1億円を突破したことをお伝えしましたが、都心6区(千代田区・中央区・港区・新宿区・渋谷区・文京区)の中古マンションでも同様の結果となりました。




<<<結果>>>

2023年12月の中古マンション平均希望売出し価格が70㎡で1億995万円でした。
あくまで平均希望売出し価格なので実際の売買成立価格は異なる可能性は高いです。いずれにせよ11ヶ月連続で上昇しており、東京都の中でも都心6区は異質な動きをしています。(都心3区=千代田区・港区・渋谷区に絞るとさらに異質な動きをしております)
具体的には都心6区では前年同月比で10.1%高に対して、品川区や世田谷区などの城西・城南6区では1.6%高、練馬区や江東区などの城東・城北11区では0.5%安でした。

以前よりお伝えしている通り、建築費や土地取得費が高騰しているため今後の新築マンション供給はより一層、都心×好立地に縛られる可能性が高いです。そうなると都心6区の中古マンションの価格はさらに引き上げられ、それ以外の区についてはなだらかな上昇もしくは横ばいになることが予想されます。(エリアによります)


(日本経済新聞より引用)




<<<今後>>>


多くの方が仰っておりますが3極化が加速することが予想されます。


1.都心6区(特に3区)のように価値が上がり続けるエリア

2.首都圏エリアではなだらかな上昇もしくは横ばい(状況によっては残債割れしない程度のなだらかな下落)

3.最後に全く価値が付かないエリア


以上の3極化です。

一貫して同じ考えですが、都心×好立地×大手デベロッパーの新築・中古マンションを購入できるのであればポジションセットしてしまうことをオススメします(社宅制度や家賃補助がない場合)

ただ、住宅ローン支払いに負担をかけすぎるのではなく無理のない範囲で新NISAにもお金を回せる金額の物件を購入していただければと思います。


私たち夫婦は新NISAに月60万円(30万円×2人分)はお金を回したいと考えておりましたので、そこを軸に置き、その中でできる限り資産性の高いと思われる不動産を購入いたしました。

どのような結果になるのかは分かりませんが今のところ後悔はしておりません。

(ご家庭によって最適解は異なると思いますので、あくまで一例として捉えていただければと思います)