【ヴィンテージマンション・まとめ!】
3回にわたり、「ヴィンテージマンション特集」を行ってきましたが情報をまとめたいと思います!
<条件>
>>>築15年以上
>>>全住戸の中に100㎡以上の部屋があること
<分譲会社>
1位>>>三井不動産 10棟
2位>>>三菱地所 6棟
3位>>>住友不動産 5棟
4位>>>森ビル・野村不動産・東急不動産・グローバルエンタープライズ 2棟ずつ
(今回のランキングで1棟のみの分譲会社は割愛させていただきます)
<行政区>
1位>>>港区 12棟
2位>>>千代田区・渋谷区 8棟ずつ
3位>>>目黒区 2棟
<規模数>
1位>>>51戸〜100戸 9棟
2位>>>30戸以下 7棟
3位>>>200戸以上 6棟
4位>>>31戸〜50戸以下・100戸〜200戸以下 4棟ずつ
<階建>
1位>>>10階以下 16棟
2位>>>11階〜20階 10棟
3位>>>31階以上 3棟
4位>>>21階〜30階 1棟
<駅距離>
1位>>>5分以内 14棟
2位>>>10分以内 9棟
3位>>>7分以内 7棟
このような結果になりました!
今回は2020年のデータを基に作成しているので若干古いです。そのため確実に今より中古平均坪単価は上昇しており、2023年9月版であれば大きな価格差が生じることが予想できます。
また、2020年時点において築15年以上が条件であり、2000年代後半から続々と建設された「パークマンション」や「パークハウスグラン」などが今後は確実にランクインすることが考えられます。
改めて、データを見てみると「三井不動産・三菱地所・住友不動産」の財閥系デベロッパーが強いことがわかります。
加えて、「港区・千代田区・渋谷区」がランクインしており、上記3区は都心不動産の象徴的エリアであることを表しています。
駅距離は全て10分以内であるものの、10階以下の低層マンションが多く、ヴィンテージマンショになり得る重要条件としては「立地・住環境」であることがわかります。
Google mapに全マンションをプロップしましたが殆どが山手線内側であり、地歴のあるエリアで、近くに緑を享受できる場所がある。ということが共通項としてあげられます。
(赤い線が山手線。緑のマークがマンション位置)
ここ十数年で高層マンションが爆発的に増えましたので今後はタワーマンションもランクインすることが予想されます。
<結論>
ズバリ、「将来のヴィンテージマンション」になるためには港区・千代田区・渋谷区の山手線内側で、財閥系デベロッパーが建設し、駅徒歩10分以内(理想は5分以内)、周辺に緑があるエリアであれば購入しても資産価値が維持されやすい可能性が高いです!
(上記の条件に加えて、周囲に再開発計画があるとより良いです)
とは言うものの、2023年現在における新築マンションは高いため中古マンションを探す際にも意識していただければと思います。