昨日、朝目覚めた時に

「美容室に行きたい」


ふと思った




私はパニック症持ちで美容室が大の苦手



普段はセルフカットしていて
巻いてバランスを取って誤魔化している




美容室は時間拘束されて発作が怖い



美容室嫌いにもいろいろあるようで
私個人は話をすることで気がまぎれるタイプだ



話をするうちに気分や感覚が変わって
身体や症状に集中せずに済むから



あと、美容室の空間もめちゃくちゃ大事



狭くて圧迫感があったり
人の出入りが多めだったり


インテリアが落ち着かない雰囲気だと


センスも合わないから
髪のオーダーも難しいと分かる



心理的、物理的な拘束感が苦手で


「別に切らなくても死なない」



本当は美容室に行きたいのに
怖れの声(エゴの声)に負けそうになる



でもなんの制限もないなら
どうがいい?



そう自分に聞いたら


好きな美容室で
信頼できるプロにカットしてもらいたい



これが本音だった



(道端のニャンコにご挨拶)




腹が決まったので
お気に入りの美容室の予約状況を確認


理想的な時間に空席があり



家族に予定を聞くと

その方面にちょうど用事があり
たまたま付き添えるとのこと



すぐにネット予約を入れた




次にどんなヘアスタイルにしたいかイメージ


50代のおすすめヘアスタイルは
ネット検索すると
ほぼショートからボブが主流



毛根や髪が弱ることや
老けていく顔とのバランスからそうなる



ただ、自分がなりたい方向性とは違うので
年代検索はやめた



私の意図としては
フェミニンベースで
今の時代感を程よくトッピングしたい



そんなイメージの画像をピックアップし
美容室で見せることに




ファッションもヘアスタイルも


10代の頃からモデルやアイドル
表に出るタレントより



裏方として仕事をする
雑誌のエディターやプロデュース側のエネルギーが好み



ただ、キリッと軸の立った感じが
ノンキャリアで引きこもりな自分には
相応しくないと思っていたから


諦めていた



客観視と言いつつ

存在価値の無い自分を前提に
自分の外見を決めるのが当たり前だった



誰かにツッコまれる前に
「勘違いしてないので」


そんな風に
分(ぶ)をわきまえてるテイでいる



これが私の定番の成功パターンだった





今回、自分がどんなヘアスタイルにしたいか調べていて


創る側の人のエネルギーの方が
昔から好きなんだ



外側・形も大事だけど
内側や本質の方に興味がある


そのことに改めて気付けた



私はずっと人形のように
誰かの望む自分であることを
最優先してきたけど



最近はどんな人も自分自身でいること
本当の調和だとわかってきた



どれだけ自分と不一致な状態で生きてきたか



髪型ひとつ決めるだけで
無責任で依存的な意識にメスが入った




恐怖でしかないシャンプー台も
「挑戦させてほしい」とお願いし
短時間で仕上げてもらえた


(お願い自体もそうだけど、途中でシャンプー失敗して迷惑をかけるかもしれないことを自分に許可することも挑戦だった)




挑戦できたこと自体が
たとえ失敗したとしても
自分に力を戻すきっかけになった




仕上がりのヘアスタイルは
巻き前提で練習の必要あり


巻き方はかなり難しくなったので
上手く巻けるよう練習する!