古民家
石川邸は築80年でしたかーーー
すばらしい
先日、千代田区の耐震工事助成申請の時、
建築士さんたちとお話しながら、
ウチが築何年???
と数えていたら、
えーーーー??ウチって、ぼちぼち百年住宅!!?
ということになるらしいです。
なので、神田の附属屋としては昭和28年以来の半世紀以上商いをしておりますが、
それ以前からこの街角の景観を造って参りました。
でも、この地域の特徴的な看板建築のような建物ではないので注目されることはありませんが、
この地域は戦火に焼かれなかったため、ウチのような建物がまだちらほら残っています。
なぜ、戦火に焼かれなかったか!!?
と言うことについて、須田町のある町会のご年配の方が
「ウチの町会は、お稲荷さんが守ってくれたんだ
」
と、仰っていまして、
「えーーー、でもほかの町会にもみんなお稲荷さんあるんだけど、、、、」
と、いささか気が引けるご理解と感じておりました。
先日たまたま、ニコライ堂を拝観する機会がありました。
その際、使徒の方がニコライ堂の説明をしてくださる中で、
「関東大震災の時には尖塔が倒れてしまい、大掛かりな修復を施して、今の丸屋根の外観となったが、
戦時中、爆弾は、教会であるニコライ堂を避けて投下したといわれている」
とのご説明のクダリがあり、
「そうだったんだー」
と、いたく納得。
『お稲荷さんご利益』は八百万の神を認める中野としては好きな説なんですが、
説得力については、『教会破壊回避説』に軍配が上がります。
中野