外国生まれのお客様 | 万世橋とわたし(神田)のブログ

外国生まれのお客様

もう店もしまう時間、

一人の白人系のお顔立ちのお客様がお見えになりました。


でも、日本語は日常の言語で通じ、字もほとんど当たり前にお読みになれる。


商品の説明に

「これはセコハン!」

と申し上げたら、

「それ、フルイー笑い泣き!!

セコハンなんて、いまイワナイヨー」


と笑われてしまいましたQueenly


翻訳や英文作成等で企業でのお仕事もされておいでとか。

日本を大変気に入って下さり、

20年ほど住んでおられるそうです。


で、日本の何がお好きかと言うと、

昭和初期の頃の日常文化のようです。


衣類、家具、生活用品がじつに質がよく、丁寧に作られていると褒めていただき、

現代のそれらとの違いをよく理解してくださっています。


中野も常々

「日本の庶民的職人の技術に対する評価低すぎプンプンむかっむかっ!」

と、この点に関しては日本人気質に大いなる不満を持ち続けているので、

意気投合2人地球


その当時のコットン、シルク、リネン等の古い衣服を扱っているお店がこの界隈にあるそうで、

行きつけのお店で大満足の衣類を入手、

ルンルンで愛チャリ

(これもかの時代の、フランス製を模した日本製の頑強な優れものと、べた褒めラブラブ

で路地裏走行していたところ、


ウチの前を通りかかり、

衣類の修復に利用できるものがあるか、立ち寄ってくださったとの次第。


あれやこれや、ご説明して入用のものをお買い求めいただきました。


その後、

うちにも新聞に載ったほどの古くから活躍している現役商業用自転車があるので

ご披露したら、

いたく喜んでくださいました。


で、うちの自転車には店の看板がハンドルとサドルの間にはめ込んである代物なのですが、

お客様は

「この看板はこの自転車の前の代から使っているもの!」

と、推察され、

言われてみれば、確かにそうかもしれない叫び

と、思うんですよね~。


あした、御大将に聴いてみよーーーっと。


そんなこんなで、話し込むこと1時間以上時計


ついにはお名刺もいただきましたので、

こちらも、もうまもなく使い道のなくなってしまう院の名刺を

ここぞ!!!っとばかり、差し上げました。


(なんせ、名刺を配る活動をまったくしなかったので、

4年前に100枚作った名刺が半分以上残ってるんですしょぼん


で、論文趣旨の子どもの虐待についての話も少し議論したりして。


最後に、ウチに立ち寄った偶然をとても喜んでくださって、

お宝ゲットと併せて 良い一日だった音譜と仰ってくださり、

お名残惜しく暮れなずむ道を出発なさいました。


こちらこそ、素敵な一日の締めくくりをアレンジいただき、

心より感謝申し上げます。


で、店をしまいながら、、、、


「あッ目!!

値段間違えたあせる爆弾あせる


儲けはほとんどなくなりましたが、

ま、いっか


中野