世界の粋な習慣 ~英国編~
週末まであともう一息!石川です。
今回は、英国のナイスな習慣についてお伝えしたいと思います
英国はこの数百年の間に、世界中に自国の文化を輸出しまくってきました。
まずは、英語とスーツという2大文化は、言わずもがなの超強力なツートップですね
そして公共のマナーでいいますと、フォーク状の列で並ぶ、おくゆかしくも合理的な習慣が秀逸ですが、昨今ではようやく日本でも導入し始めています。
ただ英国のそれがより優れているのは、文字やテープ等による指示がなくても、みんなおとなしくフォーク状に並べることです。
言われなくてもやる、これが本来のマナーであり、身体に染みついた文化といえましょう。
さて前置きが長くなりましたが、今回取り上げたいのは英国のパブの文化です
パブのジェネラルインフォメーションについては、日本で都市部でチェーン展開している、英国風パブ「HUB」さんのサイト
をご覧くださいませ。
パブを短く説明しろと言えば、“英国風の居酒屋”ということになりますが、日本の居酒屋と一線を画しているのは、その敷居の低さです。
開放的な空間で、安く美味しいビールが飲めて、軽食もとれます。
昼間から普通に営業していて、私のような旅行者をはじめ、赤ちゃん連れのお母さんでも安心して入店できます。お茶だけでもOK、誰でもOKという、まさにみんなのオアシスなんです
ちなみにパブの文化は英国のみならず、隣国のアイルランドや、オーストラリア、ニュージーランドなどの英連邦中にも広がっています。私も旅の間には数え切れないほどお世話になりました。
ロンドンのパブでは、エール(イギリスのビールでオススメ)を夕方に一杯ひっかけてから食事→就寝するのが日課でした。ニュージーランドでは、ネイティブの方たちと一緒にラグビー中継を見ながら熱狂。オーストラリアでは、ワンゲームたったの1ドルのビリヤードをしながら渇きを癒し。アイルランドの田舎町のパブでは道を尋ねたり、民宿を紹介してもらったりと情報もいただけました。
ネイティブの方たちともふれ合える、あったかさ満載のパブは最高です
元気だった昔を思い出して、唐突に始めたこのシリーズ。
今回でひとまず一段落とさせていただきたいと思います。
またいつか、取材のためとかいいながら無計画に海外をふらついてみたいものです