この時季だけなんです | 万世橋とわたし(神田)のブログ

この時季だけなんです

石川です。ボーっとしていたら、

アップが遅れてしまいすみません。


失われた体力を取り戻すべく、次なるウォーキング企画として

古式ゆかしき、かきつばた園を見に行ってきました猫



私の地元、愛知県三河地方の知立市八橋(ちりゅうしやつはし)には、

かきつばたの名所がございます。

こんな感じです↓↓
万世橋とわたし(神田)のブログ-八橋かきつばた
伊勢物語の在原業平(ありわらのなりひら)がこの場所を訪ねて、

「からころも きつつなれにし つましあれば はるばるきぬる たびをしぞおもふ」

詠んだエピソードで知られています。


句頭に「かきつばた」の5文字が入っているんですね。

旅先の地で、京においてきた妻を偲んでいる歌です。



実は、このかきつばたで有名な八橋、

在原業平以外にも、いろいろ派生しておりまして。。。


まずは、尾形光琳による国宝「八橋蒔絵螺鈿硯箱 」(まきえらでんすずりばこ)。

東京国立博物館蔵です。

石川は、かつて近所に住んでいたのに見逃してしまいましたガーン・・


そして、同じく尾形光琳の描いた有名な「八橋図屏風 」。

ニューヨークのメトロポリタン美術館蔵です。

こちらは地球の反対側にあるのに見ました!


さらに、上記の硯箱の意匠を象った切手も有名です。
私が八橋のかきつばたを知るきっかけともなりました。

小学校の時には切手収集に夢中になっていたなあ読書中

万世橋とわたし(神田)のブログ-八橋 切手

そしておまけは、京都銘菓の「八ツ橋」 八つ橋

なんと、こちらの由来も知立市の八橋にあるとのことで、

これには心底驚きました!!