宅地建物取引主任者
めっきり寒くなりました。
千葉公園の池では今朝方氷が張っていたとか
私も、朝のの散歩時には霜柱を見つけてさすらう日々です
石川さん、新春1月12日に法大のボアソナードタワー科学実験教室で行われる
第11回「大人のための化学実験教室」の参加はどうされますか
さて、本日、宅建主任者法定講習を受講して参りました。
朝から晩まで6時間足らずで
A4版468P、241P、203Pの総重量1.6kgのテキストを元に、
弁護士、税理士、不動産鑑定士の各専門分野の視点から
変更点や問題となりやすい点などを超すっ飛ばしで解説頂きました。
中野は業に携わっているわけではありませんが、世情を知る機会として
毎度この法定講習を結構楽しみに受講しています。
宅建主任者は
土地売買や土地所有者と利用者間の良好な契約締結のために重要な役割を果たします。
しかし、土地はただでさえ道路行政をはじめ
法令、条例などの他、個別具体的な事情も含め、
さまざまな用途制限も存在し、
土地利用目的が適わないこともあり得ます。
そこにもって地方分権により更に権限委譲の確認や地域事情が加味され、
問題が生ずれば契約が取れないばかりでなく、損害賠償も有り得るため、
このところの宅建主任者はますます大変緊張感を要するところです。
また、今回の「法令改正のポイント」という資料の中には
「東日本大震災復興特別区域法」
「津波防災地域づくりに関する法律」
なども取り上げられておりました。
制度設計を含め、さまざまに変化する情勢の中、
地域が活力ある発展をするために、
決められる政治や機能的な行政が求められているとの主旨の話が出ました。
3.11被災地の主任者も土地利用者に対して正しい重要事項説明責任を果たすために、
大変な苦労をされていることと思われます。
多くの宅建主任者が、
遅々として展開の示されない復興の中で
健闘していることを改めて認識した日となりました。
中野