教育
今年度に入って、論文内容に関わる分野のNPOで行っている研修を受講させて頂いております。
不適切な養育のなかに育った子どもとの関わり方も習得すべき重要な項目ですが、
ともすれば教育関係者の理解が薄い場合が少なくないようです。
不適切や虐待といわれる中で育ったお子さんは
逃避行動や、
心理、精神状態に悪影響を及ぼし
身体の成長、脳や内臓などの機能にもある特徴的な症状が認められることがあると言います。
子どもは、自分自身にはどうにもできない事情からくる事態を、直接表現せず、
曖昧だったり茶化してその場をやり過ごしたりするときが多く見受けられます。
その子どもの背景に目を向けずに、
本来すべきことを放棄している状況のみからの判断で非難や叱咤を浴びせてしまうことは、
子どもを一人追い詰めることになりかねません。
寄り添う気持ち。
人は大人でも子どもでも、
ワケわからない乳幼児でさえも、
隣る人がいるかいないかは心身の安定に多大な影響があると思います。
教育者は特にこのことを理解していて頂きたいと願います。
ところで、教育といえば、
先日ネットニュースで菊池桃子さんが戸板女子短大の客員教授に就任されたという記事を見ました。
情報が一般化しましたので安心してお話できます。
このブログに登場する面々と菊池さんは政策創造研究科の同期入学生であり、共に学んだ仲間です。
私はもともと芸能界は職業の一つとの考えで、
表に現される人物像は演じるキャラクターに過ぎず、
よって個人を知らないのだから誰かのファンになるとか憧れ等は持っていません。
しかーーーし
菊池さんに関しては
胡麻擂りっぽくなってしまうのでいちいち具体的な形容は省きますが、
その多々の魅力溢れるお人柄は信頼に値し、
漏れ聞こえる厳しい芸能界において長らく活躍されて
なおそのお人柄を保つことができる人としての強さに心より敬服致します。
とりわけお茶目で何より秀逸な表現能力に感服です。
諏訪ゼミの信頼関係に根ざした良質なネットワークを得て、キャリア教育界にも菊池さんの世界が構築されることは、
戸板女子短大に学ぶ子ども達にも何らかの作用が存在し、
朗報と期待できます。
加えて、菊池さんは、
戸板女子短大は、卒業生に優しく、個人の成果を評価してくれる学校で、そのため自分も客員の立場に迎えてもらうことができたとお話しされていました。
卒業生が古巣に帰り後輩の教育に貢献することを歓迎するという思想は、自分が受けた愛情を次代に送ることであり、
ここに学ぶお子さん達は
教育とともに豊かな情操も身につけられる環境で過ごせるのですね~
また、菊池さんはYUMIさんが事務局を担当される
の理事も就任されました。
ますますキャリア教育分野でのご活躍が期待されます。
これからのYUMIさんとのコラボ展開が楽しみ~
中野