「隣る人」
石川さんてば、
哲学、社会科学、文学、語学、、、
相当分野を読破され、教養としても身につけてお出での石川さんにそんなこと言われても、、、
トルコは、私も憧れの場所の一つです
北欧も、東欧も、アフリカのサバンナも、エジプトのらくだ&スフィンクスも、マチュピチュも、、、
はーーー
夢だらけ
ドキュメンタリー映画「隣る人」 刀川和也監督
at ポレポレ東中野
を観てまいりました。
少し前、NHKラジオでの刀川和也監督のインタビューを聴き、おまけにポレポレ東中野で上映と聴いて、
これは行かねばと、心に決めていました。
菅原哲男さんが心血を注ぐ「光の子どもの家」
家庭により近い環境での子の成長を実現するべく、
建築仕様を小舎として、
2人から5人までの子どもに一人の担当保育者。
個々の事情から親子で生活することができずに社会的養護の中で成長する子達。
機会をとらえて血縁者とすごし、再統合を願う気持ちと裏腹に、
更に深く傷ついた幼子の心。
血のつながりなんてないのに、気持ちを同じくして寄り添い、ともに涙し
この子の健やかな成長を願い、愛しむ保育士さん。
感謝の気持ちでいっぱいになりました。
自分を含め、親子でもこんなにお互いを大切に、信じることのできる相手になるのは
なかなかできなかったりします。
この家の運営に少しでもお役にたてるよう、
「誰がこの子を受けとめるのか―光の子どもの家の記録」菅原哲男著
を、この場で購入しました。
即日一読し、
この本を一人でも多くの方々に手にとっていただきたく、
千葉市の図書館に寄贈することにします。
(法大図書館には既に蔵書されているので)
人は、信頼する人を得て、ようやく客観的に自分を見つめることができるようになるものかもしれない。
そして、自己受容の上で自立の岐路に立ち、
また誰しもたった一人で生きてゆくことは難しく、
人の助けを借りながら生きていくのだと理解することが
自立への道なのだという話も。
私も誰かの「隣る人」になれているだろうか。
今はまだでも、将来なれるだろうか。
ポレポレ東中野は、これで3度目です。
初めて行ったのは、「ひめゆり」
二度目は「葦牙-あしかび-」
そして、今回の「隣る人」
自分も少しずつであっても、成長していきたいものです。
中野