生まれか育ちかどっち?
最近、生まれて初めて花粉症かもしれないと
自分の体を疑っている石川です
さて、「生まれか育ちか」という、
古くて新しいテーマがあります。
私の長年の疑問でもあるこの命題の解明に
新たなヒントが提出されました
例によって、、、
『ナショナル ジオグラフィック 日本版 2012年 1月号』
*特集*双子の不思議 では
遺伝(生まれ)と環境(育ち)に次ぐ、
「エピジェネティクス」という
第三の要素について紹介されています。
エピジェネティクスとは、
遺伝子につけられた目印のことで、
この目印の付き方によって遺伝子の働きが
強められたり弱められたりすることがわかってきました。
この遺伝子の制御システムは、
特に母親の妊娠期や乳児期の環境に
影響を受けて変化するようです。
また、自閉症や統合失調症に糖尿病など
多くの障害や病気が、
遺伝の影響を受けると考えられています。
遺伝子と違い、書き換え可能なエピジェネティクスの作用は
私たちの未来に光を与えると共に、
教育に携わる者たちにも知っておいてほしい現象です