論文中間報告へのコメント
当研究科では、研究成果中間発表の機会が設けられています。
発表は、基本的に修士課程修了までの間に2回は行う運びになっています。
そして、政策創造研究科の3本柱、
公共政策創造群
都市政策文化創造群
地域産業政策創造群
の3教室にわかれて2日がかりで修士課程、博士課程の方々の発表、質疑応答が行われます。
(来年度から構成が変わるため、現在の「政策創造研究科」の構成とは違うカリキュラムが案内されています。
特に、公共政策創造群は大きく変わり、私の所属する武藤ゼミは来年度より新設の公共政策研究科へと転科します。)
人前でモノ申すのが大の苦手の私にとって、
この発表の場は寝込みそうなほど憂鬱です。
が、この機会は、それなりに得るものもあるのは確かです。
と言うのは、発表の際に、先生や学生からのコメントがいただけるからです。
先生は創造群に分かれるので、3つの教室にいらっしゃる先生の構成は大体変わりませんが、
学生は教室を移動してもよく、自分が常日頃研究している分野とまったく別世界の話が自由に聴けます。
そして、発表者は2~30分の持ち時間の中で自分の研究の進捗の報告と質疑応答が行われるため、
時間の中で質疑できなかったことや、感想など、予め用意されている自由にコメントできる用紙に記入して提出します。
このコメントシートを、事務の方々が発表者の元に送ってくださいます。
これが、怖いんですけど、いいんですよね~
内容的に何が足りていないのか、言いたいことが誤って伝わっているらしい???、
など、自分の気付かなかった視点や
分野を知らない方にとっての疑問点も伺うことができます。
また、共感や励ましのお言葉をいただいたり、
発表の仕方でよい点、改善したほうがよい点もご指導いただいたりもします。
嫌なことは避けがちですが、
やらざるを得ない環境もまたステップを上がるために大事な経験になるんですね~
中野