地名のイントネーション
金曜の晩いかがお過ごしでしょうか、石川です。
みなさんは朝起きてすぐにTVをつけますか?
朝一なら、どのチャンネルを見たいですか?
私はいつもまずNHKをつけます。
NHKのアナウンサーの声質やニュース読みが、
最も聞き取り易いからです。(寝ぼけている時でも!)
ところが、そんなNHKの報道番組で、
奇妙に感じる表現がありました。
私の故郷は、愛知県の三河(みかわ)地方なのですが、
アナウンサーの「みかわ」の発音アクセントが
"み"に置かれていたのです。
まるで「美川憲一」を読み上げる時みたいな発音です。
でも、私たち地元の人間は誰もこんな風に呼称せず、
平坦にアクセントをつけず「みかわ」と呼んでいます。
同様に三河の中核都市で、徳川家康の出身地でもある
「岡崎(おかざき)」市についても、私たちネイティブは、
平坦に「おかざき」と呼ぶのですが、
NHKのアナウンサーは、"か"を強調して発音していました。
一体なぜこんなヘンテコなことになってしまっているのでしょうか。
イギリス人が誰も自分達の国のことを「イギリス」と呼ばないのと
同じ現象なんでしょうか??
これはもしかしたら、日本全国のみなさんが
経験していらっしゃることなのかもしれないと思いました。
標準語ってなんだろうと改めて考えさせられてしまいました。