三井氏論文「旧万世橋駅 (交通博物館) 跡地計画」 Part.3
皆さんは、2月3日放送のブラタモリ「外濠」特集をご覧になりましたでしょうか?
前述、「三井氏論文「旧万世橋駅 (交通博物館) 跡地計画」 Part.2」(1月25日)
にて申し上げました、江戸時代の大普請の様子が視覚的に具体的に映像化されており、
なんとまあ、タイムリーな番組
と、一人ほくそ笑んでおりました!!
(Google ドキュメントからご覧ください)
四番町歴史民族資料館の後藤学芸員、
ならびに鉄道研究所の方の案内で、
界隈の合理的な地形の利用を史実から考証し、
当時の都市計画も含めて専門的な見地から説明してくださりっておりました。
しかし、戦後の復興期に、瓦礫の処分のためにお濠を埋没させたと言うのも時代の要請と言うのでしょうねぇ。
法政大学界隈も、昔の牛込駅の写真を元に
現在営業しているピザ屋さんを直撃インタビューしたりして、
(でも、あのピザ屋さんは結構新たな営業で、
それまであった学生向け大衆食堂でなければインタビューに値しなかったでしょう)
CGでの駅ホームの様子の提供により、
当時がリアルに感じられました。
何より印象的だったのは、
番組最後にタモリさんが語られた、
“もし、このお濠の全体が現存していたならば、世界遺産になってもおかしくない”
との言葉でした。
都市の合理的利用と、史実の中に生活できるロマン、
私は後者が好きですね
中野