先に伝えておくと、この記事は偏見と毒にまみれてるかもしれないので、読んでて不快になるかもです。
強烈な思い出。
23歳頃だったと思う。高校時代の友人から連絡があって、合コンに行かない？と誘われた。その連絡してきた子を仮にA子としよう。
A子とは、学生時代は常につるむ程の仲じゃなかったけど、真面目でいつもニコニコしてて、ふわっと付き合うには心地よい存在だった。A子はどちらかと言えば真面目で地味な雰囲気のグループの子だったんだけども、その男っ気の無さが平和で良かったんだ。
逆に私が高校時代につるんでいた友達は、派手な子が多かったので、一部の子からあの子達と話してて面白い？とニヤニヤしながら聞かれた事もあった。でもさ、そのニヤニヤ女子も人を下に見るほどのモノを持ち合わせてないんだ。貧乏でブサイクで低能な田舎者。あの自信何だったんだろうね？根拠なく自信満々で羨ましいわ。
で、A子からの連絡に、合コンというより彼女たちと久しぶりに会えることの方が嬉しくて、「行く」と返事をしたのだよ。
当日、運転を買ってでてくれたのはA子の親友B子。B子も真面目な子。B子は私の超美人な友達の彼氏にバレンタインにチョコ渡して、周りをざわつかせていた子。ニヤニヤ女子が「誰か教えてあげてよ。」とニヤニヤ言ってたっけ。。それぐらいの接点だわ。
で、A子、B子、C子、私の4人で集まった。ちなみに私以外の3人は高校時代は同じグループの仲間で、普段からもよく遊んでる仲。この4人でショッピングモールの駐車場で時間つぶしていたんだ。
そしたら、若い男達がナンパ目的で私に声かけて来たので適当にあしらった。彼らが立ち去った後、B子が「こんな風に声かけられたの初めて。。」と呆然としていたのが目に入った。
私、申し訳ないがその発言にびっくりしてしまったのよ。こんなもん美醜に関係なく、若いってだけで寄って来るもんと思っていたので。別に馬鹿にしてるとかじゃなくね。
で、飲み屋に着いて、肝心の合コン相手はどんな面子が来るのかと思っていたら、それも中々の衝撃で。。
バツイチ
若禿
非正規
ちょっと23歳の若い女性相手の合コンメンバーとしては、悲壮感がありすぎというか、どうやって暮らしてたらこの人達と知り合うんだろう？と申し訳ないが思ってしまった。
で、私、最初にバツイチと目が合って、瞬間にロックオンされたと感じた。目つきが嬉しそうというか、ぱっと見開いたというか。。周りの男達もバツイチに対し「今日、お前どうしたんだよ〜。おとなしいじゃね〜かよ〜。」と茶化して言ってるし。
やべぇ、
帰りてえ。
心の声が騒ぎ出した。
しかし、ここは幹事A子の顔を立てなくちゃいけないのもあり、その場を盛り上げようと私は頑張った。
バツイチの珍妙なモノマネにも、若禿の繰り広げる長い自分語りにも興味有り気で食いついたんだ。気が付けば、男全員が私に向けて話をしている状態。A〜C子が置いてきぼり。
慌てて、私も周りに女性陣に会話を振って繋げるも、B子があからさまに不機嫌。
A子もB子に気を使ってる感じが出て来た。
てか、B子もお雛さんみたいに澄まして無いで、会話に混ざれや。
男らも女性陣の主導権を握るのは誰か見極めろ、そこを接待しないと次の場は繋げないでーーー。
で、男性陣が二次会の話をしていたら、B子が帰ると言い出した。運転手のB子が帰るイコール女性陣の全員撤収を意味する。
幹事のA子がアワワし始めたが、B子は切れてらっしゃる。C子は無の存在と化している。私は電話番号教えてと詰め寄る男性陣を撒き、B子の意見に賛同し、無事全員帰宅の途につくことが出来た。
帰りの車の中、切れ散らかすB子。
「あのノリはついていけない！」
「楽しくなかった！」
「私が好きなノリじゃない！」
A子が共感寄せてB子に必死で謝るが、葬式帰りの様な車内。はて、駄目だったのは男性陣のノリだけだったのか？
「いつもはもっと違うの？」って聞いたら、彼女たちは過去の楽しかった合コンの話を語り始めたのだった。。おぉう。。
私はB子に言いたかった。
こんなクソみたいな面子に無視されたからって腹立てる程のもんじゃねーじゃん。
幹事に気を使わせてないでありがとうぐらい言えや。合コンで力出したかったら、ヘアメイク気合い入れて来いや。会話に入る努力しろや。会話下手ならせめて笑顔でいろ。
そもそも、23にもなってナンパされた事も無い女が容姿から入りがちな合コンなんて、漁場が違うんだよぉー。
言えるわきゃないが。
そして、家に着き彼女たちと
「今日はありがとう♪またね♪」
と言って別れた。
しかし、そのまたが訪れる事は二度と来なかった。
私、嫌われたのかな。別にいいや。
女友達は難しいね。特に若い時代は男が絡むと急に排除しようとしてくる。その点、おばさんになったら楽なもんだ。まぁ、おばさんになったら、別のマウント合戦があるような気がするけども。。
おしまい。
