富士写ヶ岳(石川県)

 

令和6年5月1日(水)17名参加

ガイドブックによれば、どのコースも急坂とある富士写ケ岳、相当な覚悟と準備が必要なようだ。7時半過ぎに我谷登山口に到着する。霧雨で周囲の景色が全く見えてこない中、8時に我谷吊橋をスタートする。
急登が続くなか女性群のにぎやか花談義にも助けられ、どうにか鉄塔の下までたどり着く。ゆったりとしたブナ林にたどり着き、淡いピンク色のシャクナゲが目立ち始めた。が、濃い
霧がたちこめ、遠方の景色は見られない。
11時に富士写ケ岳に到着する。真っ先に万歳。一等三角点にタッチし、深田久弥が最初に登った山の記念とされるレリーフを写真におさめ、賑やかな「山の飯」となる。苦労して
頂上を極められただけでも満足で、眺望がきかないことに誰も不満を口にする人はいない。11時50分過ぎに枯淵コースを下山開始する。途中から粘土質で急坂が多くなり、滑る人
が出てきて悲鳴が上がる。そして自分もそれにハマり、到着間近で足腰が急に頑張りが効かなくなった。14時10分、何とか枯淵登山口にケガに至らず下山することが出来ました。
当時、自分の頭もパニックな状態で記憶があいまいですが、枯淵登山口の急坂も大勢で支えて下さり下山する事が出来たことに改めて感謝いたします。今回の山行は生憎の天候
となりましたが、企画されたリーダの畑さん、松岡さん、バスを運転して頂いた森田さんに、お礼を申し上げ報告といたします。(稗田)