戸隠森林植物園ハイキング報告

 

11月13日、朝7時クロスランド駐車場に集合、砺波アルビスで10名が合流、総員26
が大型バスで一路戸隠へ向けて走る。
10時過ぎ戸隠奥社駐車場に到着する。コロナ禍の影響が少し落ち着いたこともあり大勢の観光客で賑わっている。坂田会長から戸隠森林植物園のマップをもらい今日の行動予定など説明を受けたのちスタートする。晩秋で少し肌寒いが晴天に恵まれ良かった。しっかりした木道を水芭蕉の名残りでもないかと探しながら進む。砂利道ではさらさらとした落ち葉の感触を味わいながら気分よく鏡池に向かって歩く。ガイドブックによると、この地域一帯が71ヘクタールにも及ぶ広大な植物園で、全国有数の野鳥の楽園として知られ、春の訪れと共に早朝には降り注ぐようなコーラスに包まれるとのこと。一方森林植物園には水芭蕉の群生をはじめ杉の巨木群、モミの木園地、しらかば平、カラマツの小道などが整備され、季節ごとの風景を楽しむことができるとのことです。
途中、赤く塗られた天命稲荷神社に無事を祈願し、スタート地点から約1時間余りで鏡池に到着する。突然目の前にうす黒くどっしりとした戸隠山の威容が現れる。晩秋を迎えすっかり落葉した白い樹林帯との風景が水面にも映し出され、この季節ならでわの幻想的な戸隠を見ることが出来た。
暫し戸隠連山に見とれ、集合写真を撮ってもらうなど休憩ののち、次の目的地の「戸隠神社 奥社」に向かう。地図上では参道入口から標高差約160メートルで、往復2時間余りの道程である。参道にはコロナ禍も少し鎮静化したせいかマスクをした大勢の参拝客が往来している。でもマスク姿が無くなるにはまだまだ時間がかかるようだ。奥社直前の石段は急登で息があがるが、子供たちは軽々と飛び跳ねるように追い越していく。自分の歳を痛感する。
「奥殿」に向かって無事に参拝出来たことの感謝と、これからの安全と健康を祈願して下山する。
昼食の戸隠蕎麦山口屋
では綺麗に盛られたそば「ぼっち盛り」を冷えたビールを飲みながらいただく。美味い!!
今回の「戸隠森林植物園」行きには、会員に加え小学生をつれた家族の方や、友人も参加されアットホームな雰囲気の山旅になった。
なお「妙高山麓県民の森」行きがコロナウイルス禍のため変更された山行で、世話人会には大変ご苦労されたこととおもいます。晩秋の思い出に残る楽しいバス旅になりお世話ありがとうございました。      以上

                                                          (稗田 記)