初めての子どもが生まれて、試される(?)夫婦関係。これは大体どこのご家庭でも一緒。

それに加えてアレルギー児の家庭は、しっくりくるまで夫婦の関係は結構突きつけられることが多い。

例えば…

○アレルゲンを除去するために、買い物にも、料理にも、掃除にも神経をとがらせる妻に対して放たれる夫の「神経質過ぎるんだよ」の一言。ひどいバージョンでは「母親が神経質だからアレルギーになるんだよ」というのもある。

○全くトンチンカンな夫のアレルギーに対する知識。例「妊娠中に母親が食べ過ぎた物がアレルギーになるんだって」「小さい頃動物園に連れて行くとアレルギーにならないんだって」「食べさせてたら治るんだって」

○アレルギーのことは完全に妻任せ。なのに、連発する「食べられなくて、子どもが可哀想」なのに、自分の実家や知人には「子どもがアレルギーで大変なんだ」と自分の苦労話を聞かせる(笑)

などなど。

家事をする人=アレルギーに関する責任者にいつの間にかなりがち。だってアレルギーって家事に密接に関わる、日常生活に影響される病気だから。その上、「あ、誤食させちゃった。てへ☆」では済まされない。そのプレッシャーを分かち合う夫婦になるためには、結構試練が必要です。。

※上記の「夫」をそのまま「実母」や「姑」に変換することも可能。それもまた夫婦喧嘩の種になる。