子供の頃から両親がすごく仲が悪くて
物が壊れる音
怒鳴り声
それは、それは
怖くて悲しい気持ちになりました。
やめてほしいって仲裁に入ると
父親から殴られましたが、
母はただただ悲しみ泣くだけで
助けたり、守ったりしてくれませんでした。
今思えば
悲劇のヒロインで、
子供が自分の身代わりです。
痛くて泣き叫んでも
父親は殴るんです。
痛いから
泣き声が大きくなる
さらに殴る
夫婦喧嘩は
恐怖でした。
機嫌がいい日は、
父は晩酌の後話をするんです。
酔っ払いの話が
意味がわからず、
ただただ長い。
そこで目を逸らしたりすると
怒るんです。
母からは
あんたは長女だから
しっかりお父さんの話聞きなさいって
叩かれて正座をさせられ
話を聞かされました。
今思えば
酔っ払ってる
父の相手をしたくないんです。
ご機嫌な日の父は
夜になると
寝てる私達姉妹の布団に入ってきて
キスをするんです。
それもしつこく。
両手を押さえつけて
拒否できません。
お酒臭い口が
めちゃくちゃ気持ち悪くて
今思いだすと
殺意が湧きます.
父が会社に行っていない時間
母から父がどんなに悪人かという話を
出会いから聞かされて、
さいご、
だから、お母さんの人生は
不幸やねん。
そうやって終わる
毎回
同じ話を聞かされて育ちました。
だから
父親が怖くて
父親が悪人
父親が嫌いでした。